日本コカ・コーラ／自販機とｉモ－ドを連携させたCmodeサービス全国展開

日本コカ・コーラ（株）、（株）エヌ・ティ・ティ・ドコモ、伊藤忠商事（株）の３社は、２００１年９月より東京・渋谷において実証実験を行ってきた新消費者サービス「Cmode」を、2002年4月より全国展開する。
昨年９月から１２月まで4ヶ月間にわたり実施したCmodeサービス実証実験の結果を分析・検討した結果、新消費者サービスとして十分に受け入れられる確証を得たこと、事業機会として大きな可能性が見込まれることなどから、全国規模の商用サービスとして開始する。
コカ・コーラグループでは、4月以降順次、Cmode対応自販機（愛称「シーモ」）を全国に設置し、年内に合計約2 000台の設置を目指す。
シーモによる「Club Cmode」会員向けサービスとして、４月１５日より、アミューズメント施設の入場券販売、ｉモードコンテンツの都度販売、地図などのエリア情報販売などを提供。また、Cmodeサービスに適したコンテンツのさらなる充実を図るべく、各種コンテンツ提供企業と提携し、決済機能等を提供していく予定。
また、一定台数以上のシーモを設置し、会員制サービスを行っているコンテンツ提供企業（パートナー企業）に対しては、シーモのユーザインターフェースおよびサーバシステムの一部を有料開放するサービスも実施する予定で、パートナー企業は、会員管理などのCRM（Customer Relationship Management）が低コストで効率的に実現できる。
Cmodeサービス 全国展開の概要
1．Club Cmode会員向けサービス （２００２年４月１５日より）
・アミューズメント施設の入場券販売
・ｉモードコンテンツの都度販売
・エリア情報サービスの提供
・その他プリントコンテンツ
2．シーモ設置予定
・地域：２００２年６月までに東京、名古屋、大阪、福岡、仙台、金沢に設置
以後、全国の主要都市を中心に順次設置
・台数：２００２年末までに合計約２ ０００台を設置予定