松下電工(株)と YKKアーキテクチュラルプロダクツ(株)(以下YKKAP)は、住宅建材分野における新たな需要喚起商品として次世代IT建材の共同商品開発やエンドユーザーにとって魅力ある商品・サービスの提供をするためにプレゼンテーションシステムの共同企画及び商品・部材の相互供給など、両社の強みを一層活かす業務提携の構築に合意した。
新築着工戸数が漸減傾向にある中で、業界における競争はますます激しくなることが予想される。一方、現在の住まいや生活空間に対する質的向上、情報ネットワーク化やバリアフリー化、健康や環境負荷への配慮といったニーズは強く、優先して取り組むべき課題となっている。
このような中で、サッシ、エクステリア等 アルミ素材活用商品に強みを持つYKKAPと、木質系を中心とした建材や住宅設備機器など幅広い品揃えと電気や通信・情報機器にも関連した多くの商品領域に展開している松下電工とは、互いの強みを活かして協業することで、両社の技術を融合した新しい商品やサービスの開発及び販売による事業展開を行なうことで、お互いのビジネス強化を目指す。
提携内容
商品共同開発
両社の設計・生産技術の情報交換に基づいて、より合理的な商品開発を目指す。
(1) 「電通建(電気・通信・建材の略)複合型商品の開発」
・松下電工のIT技術を活用した商品の共同開発
・ 電建複合商品の共同開発
(2) 「アルミ素材活用商品の開発」
・YKKAPのアルミ加工技術を活用した商品開発
プレゼンテーションシステムの共同企画
両社の保有するソフト・ツールを活用し、価値あるサービスの提案を目指す。
・ エンドユーザーに対して、快適な住まいづくりをお手伝いするための情報提供・提案システムの構築及びビルダー・工務店の営業支援をするためのプレゼンテーションシステムの構築。
商品・部材の相互供給
従来から部分的に実施されていたOEMを両社のビジネス強化の一環としてより強化・拡大を目指します。今後、検討をする予定の主な対象商品は次の通り。
・ 住宅サッシ・ドア商品、木質建材商品、エクステリア建材商品、外装建材商品 等
今後の進め方
両社それぞれの専門部署、担当者により構成された上記テーマごとの分科会・ワーキンググループで、推進の枠組み、内容の検討を進め、具体的な活動をスタートする。
なお、前述以外のテーマについても、必要に応じ両社で業務提携の可能性について、検討していく。
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松下電工、YKKAP/住宅建材分野で戦略的業務提携
2002年04月25日/未分類
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