LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

住友商事/ベトナムに物流拠点整備

2002年05月06日/未分類

住友商事(株)は、ベトナム建設省傘下の国営企業ドンアインメカニカル社との合弁により首都ハノイ市の工業団地「タンロン インダストリアル パーク」(以下、TLIP)に、第二期拡張事業に着手した。
総開発面積は77ha(販売面積は58ha)、投資額は約3,300万米ドルで、ベトナム計画投資省の認可が下り次第、5月中にも設計作業及び土地収用を開始し、2003年3月着工、2004年9月竣工・入居開始を予定している。
ベトナムは低コスト・優秀・豊富な労働力と有利な投資インセンティブにより輸出拠点として注目されつつあるが、その中でもハノイは、大型セットメーカーや部品メーカーが集積する中国華南地区やタイ・バンコク地区と陸路輸送が可能な位置関係にあり、優位性が高い。住友商事は両地区-ハノイ間の物流サービスをパッケージで提供することによりハノイの輸出拠点としての魅力を一層高め、工業団地販売に繋げる。なお、当該物流サービスは住友商事のベトナム物流子会社ドラゴン ロジスティクス社が行う。
住友商事は現在、TLIPの第一期区域内で、タイ(バンコク)、インドネシア(ジャカルタ)、シンガポール、韓国(ソウル)、UAE(デュバイ)、中国(上海)、フィリピン(マニラ)に続くアジア8番目の物流センター「ドラゴン物流センター」を建設中で、2002年7月に竣工予定。
同物流センターは、2.5haの敷地内に保税倉庫1棟(5,000㎡)を配し、常駐税関員が迅速な通関業務を行うほか、ドラゴン ロジスティクス社が原材料輸入、製品輸出、内陸輸送、在庫管理など幅広い物流サービスを入居企業に提供する。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース