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安川電機/冷凍倉庫内の低温作業パレタイジングロボット「MOTOMAN-SP100F」新発売

2002年05月09日/未分類

(株)安川電機は、冷凍食品関連分野などにおける冷凍倉庫内でのパレタイジング用途向けに、可搬質量100kg、処理能力はクラス最高の毎時1400回、しかも業界で初めて-30℃の低温環境下でも暖機運転なしで安定した作業が行える低温作業パレタイジングロボット「MOTOMAN-SP100F」を開発し、販売を開始した。
冷凍食品分野では製品鮮度の維持とともに、冷凍倉庫内作業の能率向上や作業員の負荷軽減・削減が強く望まれ、ロボットによる自動化が進んできている。
同社では、低温環境下でのロボットによるハンドリングシステム構築を実現するため、冷凍倉庫内で使用する低温用ロボットの技術開発を行い、平成12年に業界で初めて-25℃で、しかも暖機運転が不要な「低温作業ロボット」として、可搬質量3kgで5軸垂直多関節形の小形高速ハンドリングロボット「MOTOMAN-SV035X」と、同30~45kgで6軸垂直多関節形の「MOTOMAN-SK45Xシリーズ」、およびこれらのロボットコントローラを製品化した。
最近では、食品メーカは食品鮮度を保つため冷凍倉庫内温度を-30℃に設定することが多くなり、より一層の低温化傾向とともに、大形物及び重量物ワークを高速でパレ ット上に積み付け作業を行う高速・重可搬ロボットのニーズが強まっている。
同社ではこ、常温環境下で使用するパレタイジング専用ロボットに、これまでの低温作業ロボットで蓄積・裏付けされた耐低温技術実績に加え、更に改善した耐低温技術を盛り込んだ、可搬質量100kgの高速・重可搬の低温作業パレタイジングロボット「MOTOMAN-SP100F」を開発した。
販売計画: 50台/年
販売価格 : 860万円(コントローラ込み)

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