伊藤忠商事／合成樹脂販売子会社を統合

伊藤忠商事（株）は合成樹脂原料・製品販売子会社である伊藤忠プラスチックシステム(株)と伊藤忠ポリマー(株)とを2002年6月1日に合併・統合、更に伊藤忠本体の貿易機能を付加し、新たに合成樹脂販売中核会社：新社名「伊藤忠プラスチックス(株)」としてスタートする。
今回の統合は、伊藤忠合成樹脂グループの重点分野戦略実現の為の中核販売会社の構築を目的しており、新会社を中核とし、アジア・中国・日本を一体の市場として捉え、原料供給・加工・製品販売をINTEGRATEした販売を行い、タキロン・シーアイ化成との連携を中心とする合成樹脂加工事業、さらに、VCJコーポレーションを核としたコンビに・GMSに対する住関連商品総合マーチャンダイジングを行っていく。
併せて、エンジニアリングプラスチック等一部本体の機動力を必要とする営業を集結し、販売、物流、貿易、商品企画／デザインなどの機能の集約を実現する。
重点市場として成長著しいアジア・中国での顧客サービスを一層充実させ、アジアに展開する石化産業と中国・アジアに拡大する合成樹脂加工・ITを中心とする組立加工に対するマーケティング・原材料供給、更には競争力を増すアジア地域から日本への汎用製品輸入の拡大により、2004年には売上1 800億円の実現を目指す。
新会社概要
合併期日：平成14年6月1日
社名：伊藤忠プラスチックス(株)
所在地：東京都港区北青山2丁目5番8号
代表者：代表取締役社長　波多野 康一
資本金：10億円