三菱マテリアル、三菱商事／共同で建設現場向け情報管理サービス提供

三菱マテリアル（株）は、サイバービジネスの強化・拡大を図るため、三菱商事（株）と共同で「日本サイバースペース（株）」を設立した。
新会社の資本金は、３３７百万円（出資比率：三菱マテリアル60%、三菱商事40%）とし、５月１５日より営業を開始した。これに伴い来る５月１４日付で、同社サイバースペース事業センターを廃止し、新会社に全面移管した。
新会社は、三菱商事の協力を得てマーケティング・営業力を強化し、電子政府計画（e-Japan計画）など行政電子化や民間産業部門向けIT/電子商取引マーケットを視野に、３年後１３億円、５年後４０億円の売上を目指す。
これまで、サイバースペース事業センターでは、国土交通省がe-Japan計画の一環として推進する建設CALS/EC計画などに沿った建設現場向け情報管理サービスとして、ＡＳＰサービス「ベースページ」を提供している。
また、行政電子化や電子商取引などを安全確実に実施するために必要となる電子認証システムや、電子認証応用システムの開発・運用サービスなどセキュア・ソリューション・サービスを提供しており、世界的な有力電子認証ベンダーであるベリサイン社、ボルチモア社、エントラスト社などのソリューションパートナーとして実績とノウハウを有している。このような実績を踏まえ、新会社ではドットコマース事業に力を入れている三菱商事との連携により、今後一層の事業拡大を図る。
新会社概要
商号：日本サイバースペース株式会社
会社設立： ２００２年５月１日
本店：東京都文京区小石川１－１２－１４　日本生命小石川ビル３F
資本金：３３７．５百万円（払込資本６７５百万円）
出資比率：三菱マテリアル６０%；三菱商事４０%
代表者：社 長 中根 一成(三菱マテリアル サイバースペース事業センター所長)
従業員数：３０名
事業内容： （１）建設現場向け情報管理サービス等ＡＳＰサービス事業
（２）電子認証ソリューションサービス事業
（３）その他付帯関連事業