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日本IBM/携帯電話からPCの遠隔操作を実現するソフト販売

2002年05月30日/未分類

日本IBM(株)は、携帯電話から、ネットワークに接続されたPCの遠隔操作等を可能にするサーバー・ソフトウェア「Desktop On-Call(R) Gateway Version 1.0」の販売開始した。
同社では既に、インターネットを通して遠隔地のPCおよびPCサーバーの操作や画面確認ができるPCソフトウェア「Desktop On-Call Version(愛称:PCリモコン) V5」を発売しており、PCおよびPDA(携帯情報端末)からの遠隔操作と、携帯電話(i-mode、EZweb、J-Sky)からの画面確認を実現している。
新製品は従来製品と共に使用することにより、NTTドコモのiアプリ(Javaで作成されたさまざまなアプリケーション・ソフト)対応の携帯電話から、PCの遠隔操作を可能にした。操作方法は、PCの画面を部分的に携帯電話側に表示しながら、ダイヤル用ボタンの「1」はクリック、「2」はダブル・クリックという具合に簡単に行うことができる。
さらに、従来はファイヤーウォールを備えたイントラネット内のPCにはアクセスできなかったが、PC、PDA、携帯電話(iアプリ)からセキュリティーを確保しつつファイヤーウォールを通過し、社内PCにアクセスして遠隔操作することが可能になった。SSL通信をサポートしているほか、携帯電話の製造番号を確認してアクセスを限定する機能も備えている。これらの新機能により、ビジネスにおける活用の幅が大きく広がる。
Desktop On-Callは、個人だけでなく、ブロードバンド・モバイル環境でのIT活用を充実させたい企業にも最適なソフトウェア。同製品を活用することで、外出先から携帯電話やPDAでイントラネット接続の社内PCにアクセスし、e-メールや社内資料を確認したり、店舗などに設置されたカメラを用いて別の場所から来客状況の把握やセキュリティー監視を行うことが可能になる。
Desktop On-Call Gateway Version 1.0の概要
イントラネットのDMZ(非武装地帯)にあるサーバーに導入し、操作されるPCに導入されたDesktop On-Call Version5.01と共に使用することにより、下記の新機能を提供。
ファイアーウォールを追加し、イントラネット接続の社内PCにアクセス
携帯電話(iアプリ)から簡易リモート操作
携帯電話(iアプリ)からカメラ画像を確認
携帯電話(iアプリ)からtelnetで操作
セキュリティー機能
サーバー1プロセッサーあたり300ユーザー(最大同時アクセス数30)をサポートする。
対応している携帯電話の機種
NTTドコモ SO503i、P503I、P2101V
Desktop On-Call Gateway Version 1.0を導入するサーバーは、以下のオペレーティング・システムとhttpサーバーおよび、サーブレット実行環境をサポートしている必要がある。
Operating System: AIX(R) 4.3.3
HTTP server: WebSphere(R) Application Server 3.5
Operating System: Windows(R) 2000
HTTP server: WebSphere Application Server 3.5
Operating System: Windows 2000
HTTP server: WebSphere Application Server 4.03
Operating System : Redhat Linux 7.2
HTTP server: Apache 1.3.20   Servlet: Tomcat 3.3
簡易リモート操作機能、および カメラ画像機能、カメラ画像履歴機能の対象となるホストPCは以下のオペレーティング・システムが稼動しており、Desktop On-Call Version V5以上が導入されている必要がある。
Windows 98、Windows Me、Windows NT(R) 4.0、Windows 2000、Windows XP、RedHat Linux 7.1
価格:779 700円
*パスポート・アドバンテージ レベルAを適用した場合のライセンス料金です。(1年間の保守料を含む)

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