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SAPジャパン/CRMとSCMのビジネスプロセス統合により デマンドチェーンとサプライチェーン連係

2002年06月16日/未分類

SAP AG は、mySAPサプライチェーン・マネジメント(mySAP CRM) とmySAPカスタマ・リレーションシップ・マネジメント(mySAP SCM)を拡大統合することで、ビジネスプロセスの最適化をさらに推進していく、と発表した。
顧客の需要とサプライヤの活動とに生じる時間差を最小化させることにより、e-ビジネスプラットフォームであるmySAP.com上でCRMとSCMを緊密に統合させ、SAPが現在開発している適応型サプライチェーンとCRMとの接続をおこなった。
両ソリューションの拡大統合により、企業は変化しつづける市場環境により敏速に対応し、利益獲得の機会を最大化する。一方で企業はコストを縮小し、顧客サービスを改善することが可能となり、生産性と効率性の向上を実現し、自社独自の情報システムや他社のアプリケーションであったとしても、またSAPアプリケーションであっても効率よく統合されるため、顧客企業は低コストで高利益を実現することができる。
企業がCRM とSCM を緊密に統合することにより、日々のビジネスプランにおける課題を解決し、販売計画と需要計画を効果的に立てることが可能となる。というのもビジネスプランとは、顧客ニーズを熟知し、それに基づいて予測を立てることに始まるため。
mySAP CRMはマルチチャネルの機能を持つため、顧客は需要計画とサプライチェーンの計画をシームレスに(つなぎ目なく)統合した複数のインタラクション・チャネルを通じて効率よく発注業務を行えるよう設定することができる。
その結果、ネットワーク内の可視性とコラボレーションが向上し、組織の需要と供給を効果的に連係させることができます。これがモノと情報の流れを合理化し、あらゆるカスタマ・インタラクション・チャネルを通じて顧客のニーズの変化に対応することが可能となる。
CRMとSCMとのビジネスプロセス統合は、サプライチェーンにおける計画効率性を通じて、ビジネス計画プロセスのフロントエンドで顧客から得られる知識を確実に利益に変換することで、企業が運営し、顧客にサービスを提供する際の収益性の向上に貢献する。
企業は例えば、緊密に統合されたCRMとSCMのソリューションにより、コールセンター運営や現場サービスからサービスの納入、在庫管理に至るまで、あらゆる業務の管理を単一の調整されたシステムによって進展させて、サービス管理のビジネスプロセスを活性化させることができる。
この緊密な統合を活用することで、サービス管理のライフサイクルを通じてビジネスの可視性が向上し、顧客満足度の向上によって測定できるSAPソリューションの真の価値を実現できる。顧客の満足度と忠実性の向上は、当該企業が約束をし、それを実行する能力に基づいて達成されます。これは、シームレスな顧客本位のビジネスプロセスを通じたクライアントへの効果的なコミュニケーションにつながる。

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