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日本ベリサイン/住友金属工業のSCMにPKIソリューション提供

2002年06月16日/未分類

日本ベリサイン(株)は、住友金属工業(株)がVeriSignR OnSiteRを採用し、薄板SCMシステム「AUN(アドバンスド・ユニバーサル・ネットワーク)」へアクセスするユーザを対象とし、電子証明書発行のための認証局を構築したことを発表した。
住友金属工業が運営する薄板SCMシステム「AUN」は住友金属工業が各顧客企業からインターネット経由で薄板の注文を受けるシステムで、顧客企業はサプライチェーン管理に必要な情報の入手や製品の発注、納入指示をインターネット経由で行うことができる。
このSCMシステムにおいては、各顧客企業のユーザとの取引情報等の重要情報が交換されている。重要なビジネス情報をインターネット上でやり取りするためには通信内容の親展性の確保が必要であり、ユーザが、エクストラネットにアクセスする際、アクセス権限が異なる複数のウェブサーバへのアクセスが必要となるため、ユーザの本人認証のための確実な方法が欠かせない要件となっていた。
住友金属工業は日本ベリサインのマネージドPKIサービスと(株)住友金属システムソリューションズが独自に開発し多数の国内実績のあるエクストラネットシステム「ACCESS GUARDIAN(アクセスガーディアン)」を採用し、SCMシステムを構築した。
住友金属工業はSCMシステムのユーザに対して専用の電子証明書を発行。これにより、IDパスワード方式よりも容易かつ高度なアクセスコントロールによる本人確認、ユーザ間の通信のS/MIMEによる暗号化、SSLによるユーザとACCESS GUARDIANサーバ間のセキュアな暗号化通信を可能にしている。
また、日本ベリサインのマネージドPKIサービスより発行された電子証明書は自動的にACCESS GUARDIANのユーザ情報データベースに格納され、ACCESS GUARDIANのシングルサインオン機能により、ユーザは一度のログインで複数のサーバのリソースを活用すると共にユーザごと、グループごとのアクセスコントロールによりセキュリティを確保しながら大幅な利便性の向上が図れる。
なお、ベリサインのPKIプラットフォームを利用した認証局サービスの開発およびシステム構築は、日本ベリサイン、日本アイ・ビー・エム(株)および住友金属システムソリューションズが協力して担当した。
ベリサインのマネージドPKIサービスは、数百ユーザから数百万ユーザ規模までの認証局の運用が可能なスケーラビリティと、X.509といった標準仕様に準拠し、100社を超えるパートナー企業の製品と連携可能な高い汎用性を備えている。
日本ベリサインは、日本国内企業への豊富なPKIサービス基盤提供実績に基づき、企業の認証局導入コンサルティングから、運用サポートを行っている。
同サービスは、認証局構築をIA(発行局)部分のアウトソースにより短期間かつ安価に実現し、世界中の企業、政府組織において、4 400システム以上(2002年3月末)の採用実績がある。

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