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アプレッソ/SAPジャパンとXML技術上の協業開始、日本初の「CA-XML」認定取得

2002年06月23日/未分類

(株)アプレッソとSAPジャパン(株)は、XML規格分野で技術上の協業を開始した。アプレッソのデータ連携ソリューションである「DataSpiderR(データスパイダー)」を用いて、SAPジャパンのERP(統合基幹業務ソフトウェア)であるSAP R/3のデータが外部システムで利用可能となる技術分野 での協業となる。
この協業を機に、アプレッソは、SAPジャパンのソフトウェアパートナーとして認定され、日本で初めてXMLインターフェイス接続認定規格である「CA-XML」を取得した。この認定を受け、アプレッソは「DataSpiderR SAP Adapter(データスパイダーSAPアダプタ)」の販売を開始する。
「DataSpiderR SAP Adapter」が持つ連携機能により、SAPジャパンのSAP R/3との接続が可能になるとともに、SAP R/3が持つ標準の外部インターフェイスであるBAPIなどとのデータ交換を実現することができる。  
BAPI(Business Application Programming Interfaces)=「顧客」や「購買発注」など、SAPアプリケーション機能にアクセスする為に使用される安定したオープンなインターフェース。
「DataSpiderR 」とSAP R/3との接続により、SAPの持つ財務会計、販売管理、在庫/購買管理、連結決算などの各モジュールと、 帳票システム、レガシーシステム、EDIシステムなどの外部アプリケーションとの連携を容易に取ることができる。
例えば、SAP R/3から翼システム(株)のSuper Visual Formade(スーパー・ビジュアル・ フォーメイド)を使って帳票出力を行うケースでは、EDIデータで使用している注文番号など帳票出力に際してデータ項目が不足し ている場合、これまではプログラミングで対応してきたが、「DataSpiderR」と「DataspiderR SAP Adapter」を使用 することにより、短期間かつ容易にシステムの構築が可能となる。
また、SAP R/3のバージョンアップに必要なコストの削減も可能。これにより、これまで作りこみによって行われていた外部システムとの連携が、「DataSpiderR」を利用することにより、GUI操作で柔軟に対応でき、より容易にWebシステムを利用することが可能となる。今後、SAPジャパンとアプレッ ソは、様々な業界において必要とされる業界標準アダプタを構築し、顧客に提供する。
「DataSpiderR SAP Adapter」の出荷開始は、2002年7月を予定。販売価格は480万円、2002年度中に20件のライセンス販売を目標としている。

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