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日本電動車両協会/「水素・燃料電池実証プロジェクト」開始

2002年07月25日/未分類

(財)日本電動車両協会は、経済産業省「固体高分子形燃料電池システム実証等研究補助事業」の「燃料電池自動車実証研究」実施者として選定され、同「燃料電池自動車用水素供給設備実証研究」実施者の(財)エンジニアリング振興協会とともに、「水素・燃料電池実証プロジェクトJapan
Hydrogen &Fuel Cell Demonstration Project 」(JHFC プロジェクト)を開始する。
JHFC は、国内初の大規模な燃料電池自動車(Fuel Cell Vehicle )実証走行研究であると同時に、液体水素、脱硫ガソリン改質等、複数の燃料・方式による水素供給設備を運用する世界初の取組みとして注目される。
FCV は省エネルギー、ゼロ・エミッション(直接水素式の場合)、エネルギー源多様化に対応できるなど、次世代自動車の本命として実用化が急がれている。また、各種燃料からの水素製造方法や車載方法、性能・安全性に関する基礎的データ共有化などの課題への取組みが急務となっている。
本プロジェクトでは、これらの課題に産学官が協力して組織的に取組み、本格的量産と普及への道筋を整える。平成14 年度は、東京・横浜地域に5 ヶ所の水素供給設備を建設し、自動車メーカー5 社のFCV 乗用車が公道走行試験に参加する。また、横浜にガレージとショールームを建設し3 年間のプロジェクトのベース基地とする。
実証試験を通して、現実の使用条件での技術的な課題を明らかにするとともに、環境特性、エネルギー総合効率、燃料性状、安全性、耐久性などに関するデータを収集分析していく。
更に、JHFC プロジェクトでは、FCV の社会的認知度の向上を目指し、シンポジウム・セミナー、試乗会・ステーション見学会、子供体験教室、展示館開設等の広報活動を展開する。また、併せてプロジェクトのロゴ及びシンボルマークを募集する。

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