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国土交通省/超低PM排出ディーゼル車認定制度を創設

2002年08月01日/未分類

国土交通省は、平成15年10月から、これまでの排出ガス規制と比較し、PMでは約30%厳しい規制を導入することとしているが、それよりもさらにPMの排出量が少ないディーゼル車の開発・普及の促進を図るため、超低PM排出ディーゼル車について認定し、公表する制度を7月29日に創設し、9月1日から施行する。
超低PM排出ディーゼル車認定制度について
認定の対象とする自動車
本制度で認定の対象とする自動車は、車両総重量が3.5トンを超え軽油を燃料とする自動車であって、型式指定を受けたもの又は装置型式指定を受けた一酸化炭素等発散防止装置を備えたものとする(既に運行の用に供されている使用過程車は、対象外。)。
なお、それらの自動車を製作又は輸入する者からの申請に基づいて認定を行う。
認定基準
25万Kmの耐久走行を行った後、ディーゼル13モードで運行する場合に発生する粒子状物質(PM)の排出量が、平成15年規制75%低減レベルの場合は0.05(g/kWh)、平成15年規制85%低減レベルの場合は0.027(g/kWh)以下であり、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)及び窒素酸化物(NOx)の排出量が、平成15年規制に適合していること。
 次表に基準値を示す。
PM 75%低減レベル 0.05 (g/kWh)
85%低減レベル 0.027(g/kWh)
CO 2.22(g/kWh)
HC 0.87(g/kWh)
NOx 3.38(g/kWh)
公表項目
国土交通大臣は、認定された自動車ごとに次に掲げる項目について公表するものとする。
当該自動車の車名及び型式
認定のレベル
各物質の排出量
当該自動車の製造者等の氏名又は名称
公表方法
冊子
インターネット等
その他
認定を受けた自動車に対してステッカーを貼ることとし、現在、そのステッカーのデザインを検討している。

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