LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

商船三井/150トン吊り重量物輸送船2隻を新造整備

2002年09月01日/未分類

(株) 商船三井は、今後荷動き増加が期待されるアジア近海でのプラント貨物輸送の顧客ニーズに対応するため、150トン吊り新造重量物輸送船(MIDDLE HEAVY船)を2隻新造整備する。
同社は、この新造2隻の整備により合計5隻となる重量物船隊で、多様化する世界のプラント貨物輸送ニーズに対応する。
新造船概要
造船所:新来島どっく株式会社
竣工時期:2003年10月・2004年1月
船型:DWT 12 000トン・嵩上げツインデッカー、
150トン吊クレーン(75トンx2)装備、
ロングハッチ・ボックスシェイプホールド2倉
重量物・長尺貨物・鋼材・合板等のアジア近海地域での貨物輸送に適した汎用船型。
整備の目的および本船の特長
・アジア近海で今後活発な荷動きが見込まれる、発電プロジェクトや台湾新幹線を始めとする鉄道車輌等のプラント貨物輸送ニーズに対応するため、上記MIDDLE HEAVY船を2隻新造整備するもの。
・本船建造計画において設計段階から主導的に参画し、重量プラント貨物や鉄道車輌等の長尺貨物を安全確実に輸送出来るクレーンとロングハッチを装備する船型を実現した。
・新造2隻のクレーンは、造船所、クレーンメーカーの協力のもと開発したもので、一般貨物船用ツインクレーンをベースに、仰角により重量貨物の吊り揚げを可能にし、充分なアウトリーチ確保のために左舷側にオフセンターして設置したユニークなもの。したがい重量物用クレーンでありながら一般貨物船用クレーンと遜色ない運動性能を確保、鋼材・合板等の荷役にも適した荷役スピードを可能としている。
・汎用性・効率性・低コスト性を実現した画期的な同クレーンの装備につき特許出願を行っている。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース