SAPジャパン(株)は、同社製ビジネス・ソフトウェアの採用企業数が国内で1000社を超えた、と発表した。
同社は統合基幹業務ソフトウェア(ERP)をはじめ、SCM、CRM、戦略的購買管理(SRM)、ポータル (Enterprise Portal) 、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にするさまざまなソリューションを提供し、同社は、2002年10月に10周年目を迎えた。
SAPジャパン株式会社は1992年10月の設立以来10年間、医薬、商社、化学、ハイテク、消費財など28の主要産業において多くのTOP10企業への浸透を図り、業界の標準化を推進してきた。
その戦略が功を奏し、現在、医薬業界では、TOP10のうち10社すべてがSAP R/3を採用しているほか、5大商社も全社SAP R/3を採用。
また、導入コンサルテーションやテクノロジー面でのパートナーとの協業による質の高い市場拡大政策を進めてきており、大手コンサルティング会社が多くの認定コンサルタントを擁し、システム導入に携わっており、SAPジャパンが設立後10年間で、SAP製品を導入した企業が、1000社を超えたこととなる。
同社は設立当初、SAP R/3の日本語版を完成、日本市場でのERP普及に向けて企業活動を開始した。1999年には、ERP(統合基幹業務ソフトウェア)であるSAP R/3の各コンポーネントを進化させ、企業の経営課題を統合的に解決するソリューションとしてのe-ビジネスプラットフォームである「mySAP.com」を発表。
この「mySAP.com」は、戦略的購買管理を行い仕入先との関係を管理するサプライヤ・リレーションシップ・マネジメントであるmySAP SRMやサプライチェーン・マネジメントであるmySAP SCM、顧客との関係を管理するmySAP CRM、製品のライフサイクルを管理するmySAP PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)、人事ソリューションのmySAP HR(ヒューマン・リソース)、会計ソリューションのmySAP Financials(ファイナンシャルズ)、データ分析ツールのmySAP BI(ビジネス・インテリジェンス)などのソリューションに加え、ユーザの使用環境の改善を追求したポータル・テクノロジーや異種環境下のデータ交換技術であるExchange(エクスチェンジ)テクノロジーなどによって構成されている。
SAPソリューションは多言語・多通貨に対応しており、各国の法律にも対応しているため、グローバルな競争が不可避である現在、日本企業をはじめ広く多国籍企業に採用された。
SAPジャパンは、10周年を迎えた2002年、企業サイズが中規模の中堅企業のビジネスプロセスの最適化を目的として、「ソリューション・テンプレートセンター」を設立し、これまでの顧客導入事例を元に業界別のテンプレート(ひな形)を集約し、中堅企業へのSAPソリューションの導入期間の短縮と導入コストの低減を可能にした提供の展開を本格的に図っている。
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SAPジャパン/SAP製品の導入企業数が日本国内1000社突破
2002年10月31日/未分類
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