イーエックスイー テクノロジーズ(株)は、サプライ チェーン エクセキューション ソリューションの一環としてマルチエージェントを利用したSCPM(サプライチェーンプロセスマネージメント)の新製品「EXceed SNx」を2003年3月より日本語版をリリースする。
「EXceed SNx」は、サプライチェーンにおけるルーチンタスクを自動化し、刻々と変化する環境に即座に対応することで、サービスレベルを改善し、リードタイムを短縮しながら、物流コスト削減を可能にし、サプライ チェーンの効率化と企業利益の拡大、顧客サービスレベルの向上に貢献する。
各企業内の各部門ごとに、仕入先、物流チャネルネットワーク全体で、今まで以上に業務効率を向上させる必要が高まっており、企業の生産、物流、購買部門では需要変動が激しい製品に対してオペレーション情報を高速で吸い上げ、迅速に方向を修正する柔軟なアダプティブ・モデルを志向した環境適応型システムの構築が、今後企業が急激な変革のスピードに対応していく大きな鍵を担っている。
企業のサプライチェーンでは顧客注文の 4 割で例外事象が発生しており、納期遵守に際してリアルタイムの意思決定が求められると言われている。
事例
・部品の配送遅延のため、JIT 在庫に欠品が発生
・ピッキング作業中に発生したフォークリフトの故障により、作業の再配分が必要
・予知できない障害が発生 – 労働者のストライキ等
これまで、サプライチェーン上で発生する問題については流通、製造を問わず、結果論として改善点を分析することに終始し、効果的な対応を保証することまではできていなかった。
「EXceed SNx」はサプライ チェーンで発生した問題を管理者にただ単にアラートとして通知するだけでなく、リアルタイムの対応、意思決定、および事前設定の業務ルールや合意されたサービス レベルに基づいたソリューション導入を可能にする。
従来のシステムアーキテクチャーと異なり、SCPシステム計画の中間計画を実行するために最適在庫配置と補充発注を連動させる「自己完結型」の制御システム。その結果、納入リードタイムの短縮、在庫の圧縮、製造リスクの回避を実現し、人手による介入の必要性を低減させつつ、より迅速な対応が可能になり、企業の資金や時間が節約できる。
「現実のサプライ チェーンでは、予期できるものと予期できないものを含め、さまざまな事態に直面するため、注視しているだけではなく、スケジュール通りの実行を可能にする解決策が必要となる。「EXceed SNx」はそうした事態への迅速な対応を可能にする。
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イーエックスイー テクノロジーズ/SCPMの新製品「EXceed SNx 」発表
2002年10月31日/未分類
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