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NTT-ATテクノコミュニケーションズ/NTTドコモの位置情報表示ソフト「ポジミール」販売

2002年11月03日/未分類

NTT-ATテクノコミュニケーションズ(株)(以下:NTT-AT C)は、NTTドコモが提供するDLP(DoCoMo Location Platform)サービスに対応した位置情報表示ソフト「ポジミール(仮称)」を開発した。2003年1月より、NTT-AT CおよびNTTアドバンステクノロジ(株)(以下:NTT-AT)で販売を開始する。
NTT-ATグループでは、これまでもNTTドコモのPHSの位置情報サービス(いまどこサービス)を利用したソフトの開発・販売などを行ってきた。昨今のPHSよりも対象エリアが格段に広い携帯電話等を利用した高位置精度の位置情報サービスを求める市場のニーズと、NTTドコモが提供するモバイル端末のメーカや端末の種類に依存しない共通プラットフォームであるDLP(DoCoMo Location Platform)サービスの開始に対応するため、従来のPHSによる位置情報サービスに代わるGPS搭載端末の位置を電子地図上で表示する位置情報表示ソフト「ポジミール(仮称)」を開発した。
本製品はDLPサービスに対応したパッケージ化ソフトであり、これまで業務に特化されてはいるが導入に費用も稼動も掛かっていたシステム構築よりも、手軽に低コストで位置情報を利用することができる。
製品の特徴
1. 登録したユーザ(端末)の最新位置の表示、履歴表示
現在、登録したユーザ(端末)がどこにいるのかをDLPセンタを通じて、最新位置を取得し、電子地図上に表示する。また、登録ユーザ(端末)がどのようにエリア内を移動したか(履歴)を電子地図上に表示する。
2. 設定した時間毎の位置情報の取得(スケジュール設定)
一定間隔毎に、DLPセンタを通じて位置を取得し、電子地図上に表示する。(最短2分~最長24時間毎の設定が可能)
3. ゾーン情報の設定と出入り監視
電子地図上の任意の区域(ゾーン)を設定し、当該ゾーンからのユーザ(端末)の出入りを監視できる。
4. 位置情報の地図上への表示方法の設定
DLPセンタを通じて取得した位置情報の表示方法を選択できる。
「最新位置表示」「履歴表示」「マルチビュー表示」「アニメーション表示」
(利用例)複数地域にいる営業マンの位置情報を「マルチビュー表示」で、それぞれ個別のサブウィンドウに表示させる(図参照)。
5. グループ、個人情報の登録、変更、削除(ユーザ管理)
ユーザ(端末)は最大100人まで登録可能。(但し、使用する機能により推奨値が異なる)ユーザ(端末)を任意のグループ等に分けて管理することができる。
(利用例)営業部内の課/グループごとにユーザ(端末)を分けて管理する。
6. 地図上にアイコンを表示(ランドマーク)
電子地図上の任意の位置にアイコンを表示できる。
(利用例)顧客の会社、ビルを地図上にアイコンで表示する。
7. 住所を元に地図を表示(住所検索)
選択した住所を元に電子地図を表示させる。
8. クライアントサーバ方式に対応
複数のPCでユーザの位置情報を見ることができる。(但し、システム構築には利用するPCの台数分の位置情報表示ソフトと地図データのインストールが必要)
9. ユーザ(端末)からの位置通知
ユーザ端末にNTTドコモの「PosiseekR」を利用した場合、ユーザ(端末)側から位置情報を通知することができる。
(利用例)営業日報用のデータとして、顧客を訪問した日時を報告(通知)。
仕様
対応OS: Microsoft Windows 2000 Professional
Microsoft Windows XP Professional、Home Edition
価格:198 000円(消費税別)
地図データ含む。
別途、端末とインターネットへの接続環境が必要。
販売開始時期: 2003年1月(予定)

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