三菱電機／流通・小売業向けに超高速データ集計・検索システム新発売

三菱電機(株)は、ＰＯＳデータやポイントカード履歴データなどの超高速分析が可能な流通・小売業向けシステムを予め業務ソフトウェアが導入済みのパッケージサーバー製品として、12月16日から発売する。
この製品は、超高速検索・集計機能が高い評価を得ているデータウェアハウス専用サーバー「ＤＩＡＰＲＩＳＭ(ダイアプリズム)」シリーズをベースに開発したもので、店舗数が10～20程度の中小規模のチェーンストア事業者向けに、導入しやすい価格設定とした。ベースとなるサーバーの性能を強化し、検索・集計性能が同社従来比で約70％向上。
なお、システム製品と併せてサーバー単体を12月10日から発売する。
流通・小売業においては、販売履歴、顧客情報などのデータをいかに短時間で分析し、品揃えや価格設定、顧客対応に活かせるかが勝敗の分かれ目になっており、大規模事業者では、膨大なデータの蓄積、管理、分析システムであるデータウェアハウスを構築する動きが活発化している。
　中小規模のチェーンストアなどにおいてもデータウェアハウス構築ニーズが高まっているが、中小チェーンストアなどでは、システム構築作業や導入コストの高さなどの問題があり、導入の妨げになっていた。
今回発売するパッケージサーバーは、さらに検索・集計性能が向上した超高速データウェアハウス専用サーバー「ＤＩＡＰＲＩＳＭ」に予め業務ソフトウェアを組み込んだシステム製品とすることで、高性能と導入しやすい価格帯を両立させた、中小規模の流通・小売事業者に最適なデータウェアハウス製品。
商品の概要
三菱ＢＩサーバ/eMD
データウェアハウス専用サーバー
流通・小売業向け「販売戦略システム」
価格970万円
発売日12月16日
三菱ＢＩサーバ/eFSP
データウェアハウス専用サーバー
流通・小売業向け「顧客戦略システム」
価格970万円
発売日12月16日