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国土交通省/スーパー中枢港湾候補応募者の評価結果

2003年03月09日/未分類

国土交通省は、スーパー中枢港湾候補に応募のあった7港湾管理者、1グループを作業部会
が評価した結果を発表した。
提出のあったスーパー中枢港湾育成の目論見書を吟味し、また応募者から直接ヒアリングを実施し評価した結果
(1)連携して目論見書を提出した神戸・大阪港連合に加えて横浜港の目論見が、スーパー中枢港湾の指定のための基準に掲げられた5要件中2要件について「A」(将来、指定の基準に適合する可能性が高い)、また残る3要件についても「B」(将来、指定の基準に適合する可能性がある)と評
価された。
(2)東京港の目論見は、指定基準の5要件中1要件について「A」、4要件について「B」と評価された。
(3)名古屋港及び北九州港の目論見は、指定基準の5要件中1要件について「A」、3要件について「B」と評価されたが、残る1要件(コンテナ港湾としての規模)については「C」(指定の基準に適合する可能性に乏しい)と評価された。
(4)博多港の目論見は、4要件について「B」、1要件について「C」と評価された。
(5)四日市港の目論見は、3要件について「C」と評価された他、2要件について「D」(指定の基準に適合する可能性が無い)と評価された。
(6)川崎港の目論見は、2要件について「C」、3要件について「D」と評価
された。
上記結果から、
① 横浜港、神戸・大阪港連合、東京港の2港湾管理者、1グループの目論見が、指定基準の全要件について「将来、指定の基準に適合する可能性が高いか又は可能性が有る」とされたため、これら港湾は「マーケット立地型スーパー中枢港湾」としての育成の可能性を有すると評価できる。
② また、名古屋港、北九州港、博多港の3港湾管理者の目論見がコンテナ港湾としての規模の要件を除いて「将来、指定の基準に適合する可能性が高いか、又は有る」とされたことから、これら港湾は、「チャレンジャー型スーパー中枢港湾」としての育成の可能性を有すると評価できる。
③ なお、残る四日市港及び川崎港については、指定基準の全要件について「将来、指定の基準に適合する可能性に乏しいか、又は無い」とされたことから、これら港湾は「スーパー中枢港湾」としての育成の可能性に乏しいと評価できる。
作業部会は、上記評価結果に基づいてスーパー中枢港湾選定委員会に対して、スーパー中枢港湾育成プログラム作成の指針(案)を提案する。
スーパー中枢港湾候補の募集の状況については下記アドレスを参照。
http://www.mlit.go.jp/kowan/nucleus_harbor/3/images/shiryou3-1.pdf

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