環境省／首都圏の一般廃棄物の広域移動をまとめる

環境省は、首都圏の一般廃棄物の広域移動の状況をまとめ、平成12年度に首都圏の都県において排出された一般廃棄物のうち最終処分されたものは、260.5万トン(11年度は257.9万トン)で、そのうち12.9%に当たる33.6万トン（11年度は41.0万トン）が民間業者に最終処分を委託されて都県外に搬出され、更にその74.4％の25.0万トン（11年度は32.6万トン）が首都圏外に搬出されている。
都県別にみると、埼玉県、神奈川県、千葉県の県外搬出量及び首都圏外搬出量が多くなっている。また、都県外に搬出している割合が高いのが、埼玉県、栃木県、茨城県であり、埼玉県が４割以上、栃木県と茨城県が２割以上を都県外に搬出している。
移動先でみると、首都圏外では、福島県、長野県、秋田県等に運搬されて最終処分されている。