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日本鉄鋼連盟/5月の粗鋼生産量は689万トン、前年同月比33.6%減

2009年07月21日/調査・統計

日本鉄鋼連盟が7月21日に発表した6月の鉄鋼生産概況月次によると銑鉄、粗鋼、熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼) の生産量は5月同様前月比では増加したが、前年同月比では減少した。

銑鉄の生産量は509.9万トン、前年同月比では29.8%減と減少し、前年同月比では9か月連続で減少した。6月末の高炉稼働基数は前月と同じく34基中24基だった。

粗鋼生産量は688.6万トン、前年同月比では33.6%減と前年同月比で9か月連続の減少となった。また、4~6月では1909.7万トン(前年同期比38.5%減)、1~6月では3669.3万トン(40.7%減)となり、暦年上半期では1968年1~6月の3,249.4万トン以来の低水準となった。

主要品種の生産内訳では、広幅帯鋼が276.9万トン(前年同月比30.6%減)とやはり9か月連続で減少。厚板は90.7万トン(19.1%減)と5か月連続で減少。条鋼類では小形棒鋼が74.0万トン(29.0%減)と22か月連続で減少し、H形鋼は27.4万トン(37.2%減)と9か月連続の減少を記録した。

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