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日本鉄鋼連盟/1月の粗鋼生産量36.8%増

2010年02月18日/調査・統計

日本鉄鋼連盟が2月18日に発表した1月の鉄鋼生産概況によると、粗鋼生産量は872万トンと前年同月比36.8%増となり、昨年4月~ことし1月の累計生産実績では、7866万トンと16.6%減となった。

粗鋼生産量は872.3万トンと前年同月比で3か月連続の増加となった。銑鉄生産量は678.9万トンと23.4%増加。炉別生産では、転炉鋼が711.4万トンと39.9%増、電炉鋼が160.8万トンと24.5%増となり、前年同月比では転炉鋼は3か月連続、電炉鋼は2か月連続の増加となった。

鋼種別生産量では、普通鋼が700.9万トンと前月比0.8%減(前年同月比2.2%増)、特殊鋼が184.9万トンと6.4%増(5.5%減)となり、普通鋼は14か月ぶりの増加で、特殊鋼は13か月連続で減少した。熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼計)生産は785.1万トンで44.4%増。4~1月の累計では5668.6万トン(15.0%減)となった。1月末の高炉稼働基数は12月同様で34基中26基だった。

主要品種の生産内訳では、広幅帯鋼が388.5万トン(89.3%増)と3か月連続の増加となった。厚板は101.0万トン(12.2%減)と12か月連続の減少だった。条鋼類では小形棒鋼が57.2万トン(1.8%減)と前年同月比で2か月ぶりの減少となり、H形鋼は22.6万トン(22.1%増)と2か月連続で増加した。

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