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日本鉄鋼連盟/7月の粗鋼生産量は766万トン、前年同月比24.9%減

2009年08月19日/調査・統計

日本鉄鋼連盟が8月19日に発表した7月の鉄鋼生産概況によると、銑鉄、粗鋼、熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼) の生産量は6月同様前月比で増加し、前年同月比では減少した。

銑鉄の生産量は568.7万トンで前年同月比23.5%減と減少。前年同月比では10か月連続で減少している。7月末の高炉稼働基数は6月と同じ34基中24基だった。

粗鋼生産量は766.0万トンと24.9%減で10か月連続の減少。また炉別生産では、転炉鋼が601.6万トンと21.6%減、電炉鋼が164.4万トンと34.7%減となり、転炉鋼が10カ月連続、電炉鋼は11か月連続の減少となった。鋼種別生産量では、普通鋼が627.1万トンと21.0%減、特殊鋼が138.8万トンと38.5%減を記録。普通鋼は10か月連続の減少、特殊鋼は9か月連続で減少した。

熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼計)生産は682.9万トン・26.7%減と4~6月では1909.7万トン(38.5%減)、1~6月では3669.3万トン(40.7%減)となり、暦年上半期では1968年1~6月の3249.4万トン以来の低水準となった。

主要品種の生産内訳では、広幅帯鋼が329.0万トン(19.1%減)とやはり10か月連続で減少。厚板は88.0万トン(23.4%減)と6か月連続で減少。条鋼類では小形棒鋼が69.0万トン(24.9%減)と23か月連続で減少し、H形鋼は25.9万トン(37.8%減)と11か月連続の減少を記録した。

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