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トランコム/平成15年3月期の経営成績と次期見通し

2003年05月14日/未分類

トランコム(株)の平成15年3月期の経営成績と次期見通しは下記の通り。
経営成績
(1)当期の概況
当連結会計年度における国内経済を見ると、長引くデフレ不況のもと、企業業績の低迷や雇用情勢の悪化による個人消費の低迷などにより一段と厳しい状況で推移した。
当物流業界におきましても、デフレ経済の下での物流コストの大幅な削減が求められ、熾烈な競争が展開される中で、企業間の優劣がいっそう鮮明になってきた。
当社グループは、貨物自動車運送事業の主力である家電物流において、流通形態の大きな変化の影響を受け苦戦したが、物流情報サービス事業、ロジスティクスマネジメント事業をコアビジネスとして位置付け、新規顧客の獲得、拠点の増設、品質・生産性の向上に努めた。
以上の結果、当連結会計年度の営業収入は238億9千9百万円(前期比27.2%増)、営業利益は、12億1千1百万円(同8.2%増)、経常利益は12億2千1百万円(同9.8%増)、当期純利益は、6億2千2百万円(同20.3%増)となった。
セグメント別の業績
<運輸事業>
営業収入166億1千6百万円(前期比25.6%増)
営業総利益11億5千1百万円(同1.8%減)
貨物自動車運送事業
営業収入65億3千9百万円(前期比7.6%増)
営業総利益6億7千1百万円(同23.8%減)
全体では増収となったものの、家電物流の取扱高の急激な減少に伴う生産性の悪化により大きな減益となった。
物流情報サービス事業
営業収入100億7千7百万円(前期比40.9%増)
営業総利益4億8千万円( 同64.2%増)
新規拠点の開設および求貨求車システムの稼動による生産性向上により、好調に推移した。
<ロジスティクスマネジメント事業>
営業収入57億3千4百万円(前期比23.1%増)
営業総利益7億2千1百万円(同34.8%増)
物流センター事業
営業収入22億9千9百万円(前期比25.0%増)
営業総利益3億3百万円(同3.9%増)
新規拠点の開設および既存拠点の業務拡大により増収増益となった。
商品管理事業
営業収入34億3千4百万円(前期比21.8%増)
営業総利益4億1千8百万円(同71.9%増)
既存顧客の業務拡大および生産性向上により増収増益となった。
<自動車整備事業>
営業収入9億1千1百万円(前期比8.5%増)
営業総利益7千8百万円(同7.2%増)
新規顧客の獲得に努め、堅調に推移いたしました。
<アウトソーシング事業>
営業収入14億2千1百万円(前期比72.1%増)
営業総利益2億6千4百万円(同100.4%増)
新規子会社の取得により取引が拡大し、増収となった。
次期の連結業績の見通し
<平成16年3月期業績見通し>
営業収入303億2千万円(前年比26.8%増)
営業利益15億4百万円(同24.2%増)
経常利益14億9千万円(同22.0%増)
当期純利益8億1千2百万円(同30.5%増)
利益配当金は、1株につき15円を予定。

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