日本アイ・ビー・エム／携帯電話と業務システムと連携

日本アイ・ビー・エム(株)は、モバイル・デバイスから企業のビジネスアプリケーションやデータへ、アクセスするためのソフトウェア製品の新バージョンIBM WebSphere Everyplace Access for Multiplatforms V4.3（以下Everyplace Access V4.3）を6月27日より出荷する。
Everyplace Access V4.3では、携帯電話、PocketPC、Palmデバイスなどのモバイル・デバイスを利用したアプリケーション開発を容易にする、拡張性に優れた柔軟性の高い業界標準のフレームワークを提供する。
Everyplace Access V4.3は、PocketPCやPalmOS準拠のPDAの他に、NTTドコモのi-mode上で稼動するJavaTMアプリケーションとしてPIM/e-メールに対応。
さらにKDDIより提供されるBrew対応の携帯電話では、KDDIのBrew Business Profile上でサーバー製品を利用していただくことでPIM/e-メールの他にサーバー上にある企業データとの同期をとることができ、ブラウザー機能では不可能だった企業データの活用を実現できる。
これにより、携帯電話をPDAのようにビジネスアプリケーションを活用する端末として本格的に活用できるようになり、幅広いビジネス用途で、顧客サービスの改善、モバイル・ワーカーの生産性の向上に貢献できる。
PDAや携帯電話などのモバイル端末からリアルタイムで e-メール、 PIM 情報、インスタント・メッセージを活用できるのに加え、通知サービス、位置情報を活用したサービス（Location Aware services）に対応、新しい実用性の高いユビキタス・サービスを提供するアプリケーションを実現できる。