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YDC/ダイキン工業のタイ生産拠点と東南アジア現地企業と「電子商取引システム」構築

2003年07月24日/未分類

(株)ワイ・ディ・シー(以下:YDC)は、ダイキン工業(株)と同社の東南アジア各地の取引先とを結ぶ「電子商取引システム」を、新たに開発し、同社に納入した。
このシステムは、YDCとダイキン情報システム(株)(以下:DKI)とが共同で開発したもので、(株)データ・アプリケーション(以下:DAL)の「データ交換システムACMS」を採用し、基幹システムとの統合が容易なACMSを活用することで、わずか3ヶ月間という短期間で運用を開始した。
ダイキン工業では、この新システムを、同社のタイ現地法人であるダイキン インダストリーズ タイランド(以下:DIT)において本格的に採用。DITと東南アジア各地の取引先企業との間で、インターネットを利用した注文書・納期回答・納期回答確認・生産計画等の情報交換を実現した。
DITでは、これまでFAXとe-mailで行っていた調達業務を、インターネット上での電子商取引に変更することで、大幅な効率アップを実現し、SCM改革も同時に行い、発注から納品までのリードタイムを最大50%削減することができた。
同時に、生産計画の情報を取引先に公開することにより、取引先側も適正な在庫管理と部品供給が可能となることから、DITにおける全調達金額の95%の取引をこの新システムで運用できることになった。
取引先においては、Webブラウザのみを用意すればよく、納品書やバーコードを添付した現品票の出力も可能。
ダイキン工業では、東南アジアでの実績を足がかりに、今後、中国の現地法人でも同様のシステムを展開する予定であり、この新システムが、同社のSCMのグローバル展開を加速させることになる。
 

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