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中部電力、大阪ガス/三重-滋賀間の天然ガスパイプライン共同敷設可能性調査

2003年07月28日/未分類

中部電力(株)と大阪ガス(株)は、三重県内の中部電力のLNG基地(川越または四日市)と滋賀県内の大阪ガスの高圧パイプラインとを結ぶ天然ガスパイプラインの共同敷設の可能性調査を開始する。
パイプラインの目的は、両社の取り扱う天然ガスの安定的かつ効率的な供給体制を確立するためで、大阪ガスでは、建設計画中の滋賀ライン(滋賀県草津市から彦根市、延長約46km、2007年竣工予定)と本パイプラインを連結することによって、都市ガスの供給能力・供給安定性の一層の向上が期待できる。
中部電力では、本パイプラインを通じて大阪ガスからの天然ガスのバックアップが期待できることにより、発電設備のより柔軟な運用による電力供給信頼度向上すると考えている。
両社は、本パイプラインのルート・仕様・建設コスト、効果等を調査し、パイプラインの敷設可能性について検討を進める。
■大阪ガス「滋賀ライン」の概要
区間:滋賀県草津市~彦根市
仕様:設計圧力7MPa、口径600mm
延長:約46km
工期:2007年竣工予定
■中部電力LNG基地の概要
[川越火力発電所LNG設備]
所在地:三重県三重郡川越町
送出開始:1997年12月
LNG取扱量:約290万トン
四日市LNGセンター
所在地:三重県四日市市
送出開始:1987年10月
LNG取扱量:約160万トン

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