BASF／物流事故70％削減を目標

BASF グループ（本社ドイツ、ルートヴィッヒスハーフェン）は、大気および水中への排出、労働、物流ならびに化学品の安全性の各分野について、創業以来初めて長期にわたるグローバルな環境目標と安全目標を発表した。
■大気および水中への排出削減
2012年までにBASF は、販売製品1 トンにつき温室効果ガスを2002年から10%削減し、世界中のBASF の工場から大気中に排出される汚染物質を同40%削減する計画で、水中への有機物質および窒素の排出量を同60%削減し、重金属の排出量を同30%削減する計画。
■労働ならびに物流の安全性の向上
BASF は、2012年までに安全成績を大幅に改善する計画で、休業災害件数を2002年から80%削減し、物流事故を今年度の数字から70%削減することを目標としている。