国土交通省／第１号のＮＯｘ・ＰＭ低減装置認定

国土交通省は、「窒素酸化物又は粒子状物質を低減させる装置の性能評価制度」に基づき、初めて申請のあった（株）エス・アンド・エス　エンジニアリングの「ＤＢＳ型排気ガス浄化装置」（型式＝ＤＢＳ－Ａ１）を、ＮＯｘ・ＰＭ低減装置性能評価制度検討会において検討した。
結果、ＮＯｘとＰＭの両方が低減することが確認されたものの、 新技術で走行実績が浅いことなどから、同評価制度の実施要領に基づき、当面、限定的な使用を前提に優良低減装置として認めることとした。
なお、今後の使用状況を踏まえ、認定日より6ヶ月後に限定使用を解除できるかなど再度評価することとする。
なお、当該装置を装着した自動車は、自動車ＮＯｘ・ＰＭ法の車種規制に適合するものとして取り扱う。
低減装置を取り付けることができる自動車の型式または原動機の種類は、平成元年規制適合のいすゞ４ＢＥ１型原動機を搭載している自動車で、自動車検査証の型式欄の記載がＵ－から始まるいすゞ４ＢＥ１型原動機を搭載している自動車。
限定使用の内容
認定後６ヶ月間について
装着可能台数は、販売後の使用状況を確実に把握できる台数として最大800台程度とする。
装置製作者は、主に以下の事項について、３ヶ月に１度国土交通省に報告する。
本システムの使用者に対する使用状況の調査結果
乳化剤及びデュエットバーンシステムの供給体制　等
認定後６ヶ月間の使用状況を踏まえ、再度評価を行う。