三菱電機／社外連携パッケージ「EBJOIN」の発売

三菱電機（株）は、インターネット環境で安全かつ容易に電子調達システムを構築するためのソフトウェア製品「三菱 社外連携パッケージ EBJOIN(イービージョイン)」を開発し、Web型のEDI、公開入札の２パッケージを9月17日より発売した。
同社は、今までにEDIシステムを開発・販売してきたが、導入ユーザの改善要望や市場動向・技術動向を踏まえ、クライアント端末側のソフトウェア管理を最小限にできるWebブラウザを活用し、購入仕様書や見積仕様書などの添付資料を安全にデータ交換でき、さらに公開入札システムを実現できる社外連携パッケージを開発した。
同製品は、電力会社を始め多くの企業における電子調達業務の効率化、迅速化に加えて、競争入札による調達コスト低減、インターネット利用による通信コスト低減により、取引先とのパートナーシップを強化しながら、調達業務コストの最適化に寄与する。
新製品の特長は、Web画面上でのデータ表示確認・入力に加え、購入仕様書や見積仕様書などの添付資料を電子ファイルとして相互連携が可能とした。これにより、従来の紙文書での受け渡し・管理を、ペーパーレスで効率的かつ迅速に対応できる。
ID／パスワード認証の他に、電子証明書を用いたPKI認証、SSL暗号通信、デジタル署名機能による主文と添付ファイルに対する電子署名を行うことが可能。
これらのセキュリティ機能により、なりすまし・データ盗聴・文書改ざん等を防止でき、安全な電子調達業務を実現できる。
発売の概要
・製品名＝EBJOIN/WebEDI
概要＝Web画面を介して取引先との見積依頼～見積回答～発注～納品の調達データを電子的に交換するパッケージ
標準価格＝4 000万円（1 000クライアント　ユーザーライセンス）
・製品名＝EBJOIN/公開入札
概要＝仕様書提示による物品購入や工事案件を対象に、指名・公募型指名による公開入札を実現するパッケージ
標準パッケージ＝5 000万円（1 000クライアント　ユーザーライセンス）
販売目標＝両製品で3年間30システム