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損保ジャパン/自動車運送事業者向けに「睡眠時無呼吸症候群簡易測定サービス」提供開始

2003年09月25日/未分類

(株)損害保険ジャパン(以下:損保ジャパン)は、自動車運送事業者向けの自動車事故防災サービスとして、「SAS(睡眠時無呼吸症候群)簡易測定サービス」(以下:SAS簡易測定サービス)を10月1日から開始する。
睡眠時無呼吸症候群(以下:SAS)は潜在患者数が約200万人(全人口の約2%)、そのうち要治療者数は約30万人存在すると言われている。
国土交通省からもSASによる事故の発生を防止するために、陸海空全ての交通機関及び自動車運送事業者に対して「SAS対策の徹底」が、ことし3月に通知されている。
SASになると十分に睡眠がとれないため日中強い眠気を感じたり、居眠りをしがちになったりするなど、集中力や活力に欠ける状態になり、漫然運転や居眠り運転による事故が発生しやすくなる。
自動車事故発生による損失は、企業にとって車両の損害、相手方に対する賠償などの直接的な損失だけではなく、最も大切な信用の失墜、イメージダウンをまねき、結果として経済的・時間的な間接的損害が発生し、企業経営に致命的な打撃を与えることもある。
このような状況を踏まえて、損保ジャパンは自動車運送事業者におけるSAS対策を支援するため、パルスオキシメーター(以下:POM)による「SAS簡易測定サービス」を10月1日より開始する。
内容
「SAS簡易測定サービス」は、「充実プラン」、「エコノミープラン」の2つのプランをいずれも有料で提供。
■充実プラン
内容:POMにより、在宅で夜間睡眠時の酸素飽和度(SpO2)を記録し、酸素飽和度低下指数(ODI:SpO2低下回数/時間)などの測定を行うサービス。
測定結果レポート及びレポートの説明書と併せて、測定結果レポートに基づいた「医師」によるコメントも提供。料金:1名あたり7,500円(消費税別)
■エコノミープラン
内容:POMにより、在宅で夜間睡眠時の酸素飽和度(SpO2)を記録し、酸素飽和度低下指数(ODI:SpO2低下回数/時間)などの測定を行うサービス。
測定結果レポート及びレポート説明書の提供(「医師」によるコメントの提供なし)
料金:1名あたり1,500円(消費税別)
損保ジャパンは、同サービスについて自動車運送事業者(貨物運送事業者、旅客運送事業者)中心に他の業種へも提案を行っていく。

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