東京応化工業(株)と長春石油化學股有限公司(長春石化社)との合弁会社、台湾東應化股有限公司(台湾東應化社)は、半導体、フラットパネルディスプレイ、パッケージモジュールの各分野のフォトリソグラフィ工程で主として用いられる高純度化学薬品の生産能力増強と、台南地区にユーザーサポート・販売の拠点を新設する。
台湾東應化社は、一層の事業拡大を図るため、台南地区を中心とした台湾南部におけるユーザーサポートの充実と新規市場での販売の強化を目指す拠点の新設と、また、半導体、フラットパネルディスプレイ、パッケージモジュール分野での製造用材料の需要増加に対応する同社苗栗工場の生産能力の増強を行う。
新拠点、台南営業所にはセールスエンジニアが常駐し、最先端の微細加工技術を必要とする半導体、フラットパネルディスプレイ、パッケージモジュールの各分野において、フォトリソグラフィに関連する高純度化学薬品等の製造用材料、ならびに塗布装置等の製造用装置のユーザーサポートと販売を行う予定。
苗栗工場の生産能力増強は、特に第5、第6世代と投資の進む液晶ディスプレイ分野での需要拡大に応じ、安定的な供給体制を構築するもので、この増強により台湾東應化社の生産能力は倍増する。
生産能力増強の概要
工場名:台湾東應化股有限公司 苗栗工場
所在地:苗栗市福安里福星246號
増強品目:半導体、フラットパネルディスプレイ、パッケージモジュール製造用シンナー・剥離液・フォトレジスト現像液
工事内容:工場棟、生産設備、倉庫棟の建設等
面積:約1 600㎡
完成予定:2003年8月および2004年6月
投資予定:約NT$58 0 000-
台南営業所の概要
名称:台湾東應化股有限公司 台南営業所
所在地:永康市中華路425號17樓之3 中華世貿大樓
活動内容:半導体、フラットパネルディスプレイ、パッケージモジュール製造用フォトリソグラフィ関連製造用材料のユーザーサポートおよび販売
半導体、フラットパネルディスプレイ、パッケージモジュール製造用装置のユーザーサポートおよび販売
人員:5名(当初)のち10名
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東京応化工業/台湾での事業拡大
2003年10月16日/未分類
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