SAS Institute Japan(株)は、5月に発表したサプライチェーンにおける意思決定を支援するSASの包括的なインテリジェンス・ソリューション「SASR Supply Chain Intelligence」に含まれる新ソリューションとして、「SASR Warranty Analysis」日本語対応版の出荷を開始した。
「SAS Warranty Analysis」は、SASが米国における業界標準のワランティ(無償の品質保証サービス)分析で培ったノウハウとテクノロジーを日本市場に向けてカスタマイズし提供される新ソリューション。
同ソリューションには、「SASR Warranty Information Store」、「SASR Enterprise Warranty Analysis」、「SASR Enterprise Warranty Scorecard」の3つのコンポーネントが含まれる。
これにより、SASは製品販売後の「ワランティ」で生じるクレーム情報を分析することで、品質保証に関するより高いインテリジェンスの獲得を支援、品質保証上の問題点の特定と早期解決、不正検知によるワランティ・コストの削減、顧客満足度、ブランドイメージ、収益性の向上を実現する。
SASでは、今年5月の「SAS Supply Chain Intelligence」の日本市場導入発表後、「サプライヤ関係管理」、「品質管理」、「在庫管理」、「輸送管理」、「需給管理」といったサプライチェーンにおけるすべてのプロセスにおいて、高いビジネス・インテリジェンス技術を活かしたSCM関連データの管理能力および高度な分析能力を提供している。
これにより、顧客企業はサプライチェーン戦略の立案と、それに基づいたSCMの計画から実行までを適確かつ効果的に展開できるようになり、その結果、収益増大とコスト削減といったSCMによって得られる効果の最大化を実現している。
今回の新ソリューション「SAS Warranty Analysis」は、主に製造業界向けにワランティ分野におけるソリューションを提供するもので、製造業界では、製品販売後の一定期間内における無償の品質保証サービスを改善することで大幅なコスト削減につながる。
例えば、自動車業界におけるワランティ・コストは、売上の5~10%を占めていると言われている。「SAS Warranty Analysis」は、ワランティ分野においてサプライヤやプラント、販売代理店などさまざまな場所に点在するデータを集約し、顧客からのクレーム情報と組み合わせて、あらゆる角度から分析することを可能にする。
これにより、問題が物理的な故障であるのか、あるいは欠陥であるのかといった原因を特定し、製造プロセスに素早くフィードバックして改善を促すことで、短期間での大幅なコスト削減、そして顧客満足度向上や収益性向上を実現する。
物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信
SAS Institute Japan/「SASR Warranty Analysis」(日本語対応版)発表
2003年11月05日/未分類
未分類に関する最新ニュース
- LNEWS/2010年アクセスランキング (12月29日) 2010年12月29日 未分類
- 東洋ゴム/トラック用タイヤなど7%値上げ (12月13日) 2010年12月13日 未分類
- JX日鉱日石エネルギー/ガソリン混入軽油販売 (12月01日) 2010年12月01日 未分類
- JX日鉱日石エネルギー/11月の軽油卸価格1.2円上げ (11月30日) 2010年11月30日 未分類
- ロジスティクス手帳2011/販売開始、特別価格1800円 (11月25日) 2010年11月25日 未分類
最新ニュース
- スズケン/福岡県に物流センター稼働、設備投資60億円(12月29日)
- LNEWS/2010年アクセスランキング(12月29日)
- 日本貨物航空/韓国公取委の課徴金で、ソウル高等法院に訴状提出(12月29日)
- 花王/中国・安徽省に家庭用製品の生産拠点用地取得(12月29日)
- タケエイ/倉庫を取得(12月29日)
- ドイツポストDHL/カーボン・オフセットの輸送サービスが年間10億件に(12月29日)
- 象印マホービン/国内外の物流システム再構築(12月28日)
- モリト/適正在庫のグローバル化実現へ(12月28日)