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SAS Institute Japan/「SASR Warranty Analysis」(日本語対応版)発表

2003年11月05日/未分類

SAS Institute Japan(株)は、5月に発表したサプライチェーンにおける意思決定を支援するSASの包括的なインテリジェンス・ソリューション「SASR Supply Chain Intelligence」に含まれる新ソリューションとして、「SASR Warranty Analysis」日本語対応版の出荷を開始した。
「SAS Warranty Analysis」は、SASが米国における業界標準のワランティ(無償の品質保証サービス)分析で培ったノウハウとテクノロジーを日本市場に向けてカスタマイズし提供される新ソリューション。
同ソリューションには、「SASR Warranty Information Store」、「SASR Enterprise Warranty Analysis」、「SASR Enterprise Warranty Scorecard」の3つのコンポーネントが含まれる。
これにより、SASは製品販売後の「ワランティ」で生じるクレーム情報を分析することで、品質保証に関するより高いインテリジェンスの獲得を支援、品質保証上の問題点の特定と早期解決、不正検知によるワランティ・コストの削減、顧客満足度、ブランドイメージ、収益性の向上を実現する。
SASでは、今年5月の「SAS Supply Chain Intelligence」の日本市場導入発表後、「サプライヤ関係管理」、「品質管理」、「在庫管理」、「輸送管理」、「需給管理」といったサプライチェーンにおけるすべてのプロセスにおいて、高いビジネス・インテリジェンス技術を活かしたSCM関連データの管理能力および高度な分析能力を提供している。
これにより、顧客企業はサプライチェーン戦略の立案と、それに基づいたSCMの計画から実行までを適確かつ効果的に展開できるようになり、その結果、収益増大とコスト削減といったSCMによって得られる効果の最大化を実現している。
今回の新ソリューション「SAS Warranty Analysis」は、主に製造業界向けにワランティ分野におけるソリューションを提供するもので、製造業界では、製品販売後の一定期間内における無償の品質保証サービスを改善することで大幅なコスト削減につながる。
例えば、自動車業界におけるワランティ・コストは、売上の5~10%を占めていると言われている。「SAS Warranty Analysis」は、ワランティ分野においてサプライヤやプラント、販売代理店などさまざまな場所に点在するデータを集約し、顧客からのクレーム情報と組み合わせて、あらゆる角度から分析することを可能にする。
これにより、問題が物理的な故障であるのか、あるいは欠陥であるのかといった原因を特定し、製造プロセスに素早くフィードバックして改善を促すことで、短期間での大幅なコスト削減、そして顧客満足度向上や収益性向上を実現する。

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