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電子情報技術産業協会/ 家庭系パソコンのメーカによる回収・再資源化 10月の実施状況

2003年11月16日/未分類

(社)電子情報技術産業協会は、家庭から排出される使用済みパソコンについては、資源有効利用促進法に基づき、日本郵政公社の「エコゆうパック」を活用したメーカによる回収・再資源化が10月1日にスタートした。
同協会パソコン3R推進事業に参加しているメーカ39社のうち10月1日からこの日本郵政公社の「エコゆうパック」システムを採用している31社の回収台数の合計は、10月の1ヶ月間で7 566台となった。
このシステムでは、各メーカが回収の申込みを受付け、その後回収再資源化料金の支払手続きを行った上で回収するので、1日当たりの平均回収台数は10月第1週が41台だったが、第2週は186台、第3週420台、第4週441台、第5週は526台と週を追うごとに1日当たりの回収台数が増えた。
これを都道府県別に見ると、回収台数トップ5は、東京都、神奈川県、大阪府、埼玉県、愛知県。このトップ5の中で、回収台数全国比がパソコン所有台数全国比を上回っているのは東京都と神奈川県だけ。
東京都ではパソコン所有台数全国比が14.4%であるのに対して回収台数全国比は22.5%に達し、神奈川県の回収台数全国比も所有台数全国比の9.4%よりも2.5ポイント高い11.9%となっている。
これは、東京都の全市区町村では、メーカ等義務者不存在のパソコンを協会が回収していることから、パソコンのゴミ収集が全面的に停止されていること、神奈川県の横浜市では協会パソコン3R推進事業参加メーカのパソコンをゴミ収集停止とし、徹底した管理を行なっていることによるものと考えられる。
主要メーカへの調査によれば、各メーカの回収申込み受付け台数は回収台数の約1.7倍、13 000台に達しているものと推定される。
回収開始直後という事情がなければ、この程度の回収は実現したものと見られますので、家庭から排出される使用済みパソコンのメーカによる回収・再資源化は順調に滑り出したと言える。

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