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ベネッセコーポレーション/人事システム再構築の原動力としてmySAP Human Resources採用

2003年11月16日/未分類

(株)ベネッセコーポレーション(以下:ベネッセ)とSAPジャパン(株)、(株)シンフォームは、ベネッセの人事システムを再構築するにあたり、mySAP Human Resources(以下:mySAP HR)を採用し、安定稼動した。
ベネッセは、mySAP HRの持つ①人材管理、②給与管理、③スキル/コンピテンシー管理という、3つの視点に着目し、3段階にわたって、段階的にシステム導入を推進している。
2001年には、第一段階として人材管理に着手。これにより、人財部で一括管理していた人事情報の従業員によるセルフメンテナンスが可能となった。
続いて本年8月には、給与管理分野にも範囲を拡大、給与計算の運用が開始され、最終段階にあたるスキル/コンピテンシー管理の構築を、2004年度運用開始を目標に推進している。
mySAP HR導入開始後、300種類にのぼった帳票が半減するなどの効果が既に出ており、今後も全人事システム本格稼動に向け、さらなる導入効果が期待されている。
ベネッセの基幹システムは従来、財務・会計領域の再構築による経営効率の向上実現を目指し、予算管理、財務会計、管理会計、購買在庫、原価計算及び一部の販売を含む基幹業務を統合した「新・経営情報システム」として、ビッグバン(全社一括)方式で2001年4月に導入完了、現在まで安定稼動している。
その間レガシーシステムであった人事分野では、利用者志向かつ全てにおいて配慮が行き届いた既存システムが使用されていたが、未統合システムから生じる業務プロセスの重複性、労働時間の増大等、今後改善が必要とされる課題が残存していた。
そこで財務・会計領域での実績を踏まえ、さらなる業務の効率化およびビジネス全体を成功へと導く人材戦略の実現を目指し、「新・経営情報システム」を基盤としたmySAP HR導入による人事分野におけるシステム構築に至ることとなった。

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