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協和エクシオ/バイオガスシステムを販売開始

2003年11月20日/未分類

(株)協和エクシオは、乳牛糞尿と生ごみから効率的にメタンガスを発生させるバイオガスシステムを開発、同システムの販売を開始する。
同社では既に、2003年8月から稼働している岩手県岩手郡葛巻町に納入したバイオガスプラントに同システムを採用しており、確実な稼働成果をあげていることから、同システムの本格販売を決定した。
価格は、葛巻町バイオガスシステムの場合2億1 400万円[処理能力:糞尿13トン/日(乳牛200頭相当分)、生ごみ1トン/日]で、販売目標は初年度5億円を予定している。
バイオガスシステムは、家畜排泄物管理法と食品リサイクル法に対応し、メタン発酵槽から出る消化液は肥料効果の高い液肥として利用する他、一部は水処理を施し河川に放流することも可能なため、理想的な資源循環型リサイクルシステムを実現する。
同システムは、飼育する乳牛から排出される糞尿と家庭や事業所等から排出される生ごみを効率的に処理するとともに、メタン発酵槽から排出された消化液を液肥として撒布する十分なほ場を確保できない地域においては、生物処理により浄化し河川に放流することも可能。
さらに同処理を施す場合には、放流前の工程として当社が既に販売を開始している「畜産排水脱色処理システム」を組み込むこともできる。

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