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鈴与シンワート/平成16年3月期中間決算短信(連結)

2003年11月23日/未分類

鈴与シンワート(株)の平成16年3月期中間決算短信(連結)は下記の通り。
業績全般の概況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、設備投資が増加に転じたことや株価の回復など景気の持ち直し感はあるものの、雇用情勢や所得環境の厳しさに長梅雨、冷夏の影響も加わり、個人消費が引続き低迷するなど、景気は依然として厳しい状況で推移した。
このような状況の中で同社グループは、中期3ヵ年経営計画における目標の達成に向けて営業力を強化するとともに、新規顧客の開拓および人材の育成に取り組み、業績の向上に努めた。
以上の結果、グループの売上高は40億92百万円。損益面は、当中間連結会計期間から新たに連結対象会社とした実運送子会社等の利益が加わり、経常利益が63百万円となったが、子会社「ロジック興産株式会社」の清算結了による特別損失の計上があったため、当期純利益は40百万円となった。
なお、同社は前連結会計期間から「ロジック株式会社」および「ロジック興産株式会社」を連結対象としましたが、両社のみなし取得日が平成15年3月31日であったため、前連結会計期間においては連結貸借対照表のみの作成となった。
当中間連結会計期間からは両社に加え「シンワ運輸東京(株)」および「シンワ運輸埼玉(株)」を連結対象とし、連結損益計算書の作成は当中間連結会計期間からとなる。
セグメント別の概況
情報サービス事業
当社グループの事業の柱の一つである情報サービス事業は、公共分野のシステム開発やプロダクト導入支援業務の堅調な受注があり、また情報通信機器の販売とネットワーク監視業務が計画どおりに推移したことにより、売上高は20億68百万円となった。
しかしながら、ソフト開発分野で一部単価ダウンがあったことと前年度に発生したトラブルプロジェクトが今年度まで影響したことなどにより、営業損失が17百万円となった。
物流事業
陸運事業は、主要貨物であるセメントの配送が需要の落込みに回復が見られなかったものの、一方の主要貨物である小麦粉の配送が好調に推移し、売上高は8億87百万円となり、営業利益はコストの削減に努めた結果、82百万円となった。
海運事業は、一部貨物の荷動きが好調であったことや平成15年2月から本格的に開始した空コンテナの船積み荷役の売上があったが、骨材等の貨物取扱量の減少が大きく、売上高は4億55百万円にとどまり、営業利益は売上高の減少に伴い28百万円となった。
また、骨材販売を行う商事事業は、売上高1億94百万円、営業利益0百万円となった。
倉庫事業は、既存荷主等からの情報収集の強化による新規貨物の獲得が奏功し、売上高は4億69百万円となり、営業利益は売上高の増加と外注費等コストの削減により66百万円となった。
以上の結果、物流事業全体の売上高は20億6百万円、営業利益は1億78百万円。
その他の事業
不動産事業は、売上高17百万円、営業利益11百万円。
通期の見通し
経済環境に明るさは見えているものの先行き不透明感は強く、同社グループを取り巻く経営環境は依然として厳しさが続くものと予想されますが、積極的な営業活動とあらゆる面でのコストの見直しや業務の効率化を実施することにより、売上高84億60百万円、経常利益1億40百万円、当期純利益1億10百万円を見込んでいる。

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