伊藤ハム／トレーサビリティ強化

伊藤ハム（株）は、国産牛肉は預託牛のトレーサビリティシステムを導入するとともに、ホームページ上で国産銘柄牛と海外のオリジナルビーフの生産履歴を開示し、安全・安心の回復に努めているとともに、得意先と直結する販売センターでは、商品バーコードを活用した商品流通履歴（入出庫管理）システムを導入し、商品管理を強化した。
さらに、販売と物流の一層の効率化を図るため、アイテム数削減を推し進めて収益力の向上に努め、生産面では、コスト競争力をさらに強化するため、ＩＨＰＳ（伊藤ハム・プロダクション・システム）を中心に工場の生産性向上を推進する。
また、原材料の調達から製品に至るまでのプロセス全般での高いレベルの品質の維持・向上を図り、得意先のバックヤード・ソリューションを軸とした商品面では、商品のロス率の低減やトレーサビリティへの対応として、小分け商品の提供を行い、商品管理をサポートする。
また販売促進面では、新しい販促ツールとして３Ｄ（三次元映像）を活用した作業マニュアルを開発し、精肉売場でのバックヤード・ソリューションをテーマとした提案を積極的に行い、売場全体をサポートする。