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サカイ引越センター/平成16年3月期中間決算短信

2003年11月26日/未分類

(株)サカイ引越センターの平成16年3月期中間決算短信(非連結)の経営成績は下記の通り。
当中間期の概況
当上半期におけるわが国の経済は、一部に改善の兆しが見られたものの、回復に向けた動きは依然として鈍く、雇用情勢も企業の倒産や合理化の影響により失業率が悪化し、個人消費も低調に推移しており、先行き不透明感が強く停滞局面が継続している。
運輸業界も、依然として停滞し続ける業種となっており、特に一部地域における本年10月から強化されたディーゼル車に対する運行規制が業界の経営に影響を及ぼし業者間の優勝劣敗が明らかになりつつある。
引越業界は、全体としてマイナス成長に推移し、限られた需要を巡って依然として競争激化の様相を呈している。
かかる状況の下、一般及び法人営業を中心とした受注量の確保に努めました結果、作業件数は152,597件(前年同期比6.1%増)となり作業単価の下落にも拘わらず営業収益は15,420百万円(前年同期比3.6%増)となった。
利益面も広告宣伝費をはじめ経費削減に努めた結果、経常利益は1,883百万円(前年同期比18.2%増)中間純利益は937百万円(前年同期比15.2%増)となった。
下半期の見通し
景気はようやく上向き成長が予想され、引越運送業界も法人関係では、住宅マンション供給計画において強気の計画が進められており、先行きはやや明るい情勢の展開になるものと思われる。
しかしながら、競争激化による作業単価の下落は、より一層強いものになると予想される。
したがって、同社は、こうした状況を厳しく受け止め、目標達成のため全社を挙げて努力する。
とりわけ、引越サービスの高品質を維持するため、サービスの均質化、品質水準アップを行うための技術講習を充実し、教育訓練の有効性を高め顧客の満足度を得られるようにする。
加えて、市場規模の大きい大都市地区に対する営業力の一段の強化、またデベロッパー、ハウスメーカー、企業法人の需要の開発も全力を傾注する。
通期の見通し
通期の見通しは、上記の実績及び厳しい環境を考慮して、営業収益30,400百万円(前期比1.8%増)、経常利益3,400百万円(前期比2.9%増)、当期純利益1,713百万円(前期比2.8%増)を予定している。

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