（株）日新の平成16年3月期第3四半期業績の概況（連結）における経営成績は、下記のとおり。
当第3四半期の日本経済は、米国経済の回復や中国経済の好調から輸出が増加し、企業業績の好転に支えられて設備投資が改善するなど景気は着実に回復しつつあるが、本格的な景気回復とデフレ克服にはまだ時間がかかるものと予想されている。
物流業界は、国内貨物の減少が続いているが、国際貨物の動きは海上コンテナ貨物を筆頭に堅調に伸長している。
こうした環境下、グループは新規業務への取り組みや内外拠点網の整備を進め、拡大する国際貨物取扱いの増加を図っている。
グループの売上げは、第1四半期にSARSの影響を受けた旅行業子会社の売上げも通常に戻りつつあり、133 953百万円。利益面は、国内外での競争激化により収益率がやや低下したため、経常利益は2 800百万円、当期利益は1 382百万円となった。
