大建工業（株）の東日本流通センターが4月から全面稼動する。
日本通運（株）の埼玉支店久喜拠点に第2号倉庫を新設し大建工業のセンターとして運用するもの。
従来、大建工業は東日本エリアにおける物流を1都8県を配送エリアとする首都圏配送のセンター（上尾市）と地域配送拠点向けの東日本流通センター（久喜市）の2カ所で運用しており、日本通運は久喜市のセンター業務を請け負っていたが、2カ所のセンターを新設の埼玉支店久喜拠点第2号倉庫に集約統合し、その運用および配送を3PL型業務として、日本通運に一括委託したもの。
新センターの所在地は、地理的に東北縦貫道の久喜インターチェンジに隣接し、将来、圏央道の接続も計画されている地域であり、首都圏配送ならびに北海道を含む東日本の幹線輸送に最適な立地となっている。
また、施設内においては、パレットラック・バーラック等を狭間隔に設置し、これに対応したマルチフォークリフトを配備して保管効率を向上させるとともに、無線携帯端末を導入して入庫・ピッキング・出庫の運用効率を高め、その進捗管理を行う情報支援型物流センターをめざす。
久喜拠点第2号倉庫の概要
住所：埼玉県久喜市大字江面字橋詰265-1
構造：鉄骨造り3階建
敷地面積19029m2
延床面積27973m2（事務所・庇部分含む）
主な仕様：エレベーター 5.2トン×2基、4.2トン×3基、4.0トン×2基
