三和倉庫（株）は、2004年度から2006年度までの3ヵ年を実行期間とする「新中期経営計画」を策定した。
2004年度から新たにスタートさせる「新中期経営計画」は、コアである危険品に重点を置いた3PLの営業を更に積極的に推進し“より収益力を高め、強靭な体質の会社”にすることを目標に策定。
基本方針は、「コアである危険品など得意分野に特化」、「グループ企業との連携強化」、「財務体質の強化」、「コンプライアンスの徹底」に努め、“より収益力を高め、強靭な体質の会社”の実現に向け積極的に取り組んでいく。
経営目標は、収益向上と財務体質の強化を図り、安定利益・安定配当を堅持し、実質的な無借金会社の実現を目指し、中期経営計画最終年度（2006年度）連結数値目標営業収益57億円以上、経常利益4億円以上、当期利益2億円以上、配当金6円／株・年一株当り当期利益12円以上。
主要施策では、危険品に重点を置いた3PLの営業推進・積極的な提案型営業の推進により、顧客の求める物流システムを確立し、保管在庫を2千トン以上増加させ、重点営業の実施・地域別年次展開による重点営業の実施1年目（2004年）京浜地区2年目（2005年）さいたま地区3年目（2006年）京葉地区。
運送業務の強化・連結子会社の三倉運輸㈱と更に連携を図り、同社の貨物保管事業所から配送先への輸送業務の強化を行い、グループ企業との連携強化・親会社の日本曹達（株）を含む日曹グループ会社と更に連携を図り物流、保険事業の強化を行う。
