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日本IBM/カルソニックカンセイから最上位メインフレーム受注

2004年04月22日/未分類

日本IBMは、カルソニックカンセイ(株)(以下:CK)から、最上位オープン・メインフレーム・サーバー「IBM(R)(R)zSeries(R)990(以下z990)」の受注を受け納入した。

z990は、アプリケーションとデータベースを統合した、処理能力で日本最大規模のグローバル経営管理システム構築に利用され、CKは新システムを10月から中国と日本国内で、また来年以降北米、ヨーロッパと順次本格稼動を開始する。

CKは、従来のホストシステム環境で利用していた基幹システムを、Linux環境に移行し、分散しているサーバーの統合を視野に入れながらSAP社のERPソフトウェア「R/3」ベースにリエンジニアリングを行う。

新システムは、社内外に蓄積されたさまざまな情報を分析してレポートを出力、経営判断に役立てるデータを提供し、戦略的なサプライチェーンの構築から需要予測、生産計画、製品出荷のすべてをシームレスに統合させる。

世界18カ国に50を超える拠点や関連会社を持つCKは、各拠点の経営情報を統合し、連結会計や事業別の収益管理、在庫削減などを効率的に進めるために新システムを活用する。

CKは、グローバルに競争力あるコスト構造体質への転換を掲げ、当システムでその目標実現を目指す。

新システムの基盤として採用された、IBMzSeriesの最上位機種「z990」は、最大32個のプロセッサーをSMP構成で搭載することで、1秒間に90億を超える命令を実行できる(9 000MIPS)処理能力を搭載しています。CKは、国内最大規模となる合計11プロセッサー(最終的には20を予定)の構成(約6 000MIPS)で利用する。

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