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大日本印刷/UHF帯ICタグを使った製品管理実験を6月より米国で開始

2004年05月12日/未分類

大日本印刷(株)は6月上旬から平成17年4月末までの11ヶ月間、米国ノースカロライナ州コンコード市において、UHF帯ICタグを使った製品管理実験を行う。

同社は、狭山工場(埼玉県狭山市)において、バーコードプリンタ等に使用するインクリボンを製造し、当工場で製造したジャンボロールの一部を米国子会社であるディー・エヌ・ピー・アイ・エム・エス・アメリカ・コーポレーション(以下:IMSアメリカ)に運び、スリットとアセンブル加工を施し、米国国内で販売を行っている。

今回の実験では、狭山工場からIMSアメリカに運ぶ全てのジャンボロールにUHF帯ICタグを取り付け、製品の種別コードを記録し、IMSアメリカ工場の入出庫口を、フォークリフトが通過する際に、種別コードを自動的に読み取り、入出庫登録を行う。

今回の実験では、UHF帯ICタグの読取精度の検証、UHF帯ICタグシステムの国内実用化に向けた問題点抽出とその解決、製品名確認の自動化による作業効率向上の実証などを目的としている。

今後は、上位の生産管理システム等との接続を行い、ジャンボロール毎の使用量と残量の管理等に展開していく計画。

日本国内で始まっているUHF帯ICタグを使った各実証実験に積極的に参加するとともに、独自の実験によって、UHF帯対応ICタグのシステム構築、運用に関する技術、ノウハウをいち早く獲得し、ソリューション提供の事業化を目指す。

今回の実験では、Philips社製ICチップを使用するが、今後は、米国の流通業などで採用されるEPC(ElectronicProductCode)に準拠した、Matrics社(米国)、Alien社(米国)等の製品も、本実証実験の中で、順次評価していく。

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