ヤマト運輸（株）は、宅急便が届く前日までにお届け日・時間帯をeメールで知らせる「宅急便お届け通知サービス」を7月から開始する。
2002年2月より、荷物が届く日時を届け先にeメールで知らし、都合が悪い場合は届け予定日・時間帯の指定変更ができる宅急便[メール通知サービス]を提供している。
ただ荷物のご依頼主がサービスを利用して、初めて届け先に案内が届くサービスであるため、「届く全ての荷物で通知サービスを展開してほしい」という強い要望があった。そこで、今回、会員登録をいただいた顧客に荷物の届けについて案内できる環境を整えた。
サービス概要
会員登録
届け先となる場合、ヤマト運輸のHPまたは携帯電話のサイトで、名前・住所・電話番号・eメールアドレスを入力して、一度会員登録をする。
（2）通知サービス
EDI（電子データ交換）で出荷データをヤマト運輸に提供いただいた依頼主の荷物について、届け先にeメールで届け予定日・時間帯（指定がある場合）を通知する。
（3）届け予定日・時間帯の指定・変更
届いたeメールを見て、都合が悪い場合はお届け予定日・時間帯を変更する。
メリットは、荷物が届く予定が事前に分かるので、自分の都合に合わせて、荷物を受け取れ、依頼主は、配送状況についての問い合わせが減少する。
また、通販会社などは、「いつ荷物が届くか」を届け先が把握されるので、キャンセル・返品が少なくなり、業務の効率化と売上アップが実現する。
料金は無料で、6月16日から会員登録を受付開始し、7月1日から出荷データをEDIで提供いただいた荷主の荷物を対象にサービスを実施する。
8月以降には、ヤマト運輸の「i‐CATs送り状発行ソフトB2（ビーツー）」を利用いただいている荷主も対象にサービス実施を実施する。
5月14日現在、通販大手のニッセン、オルビス、ネット通販のセブンドリーム・ドットコム各社の皆様にサービスを利用できる予定で、各社の通信販売でご購入いただくお客様は会員登録をすれば、7月以降、届け通知サービスを利用できる。
