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伊藤忠商事/江蘇省政府と南京市政府と「業務協力協議書」に調印

2004年05月19日/未分類

伊藤忠商事(株)は、江蘇省政府とその省都である南京市とそれぞれ、「業務協力協議書」に調印した。江蘇省、南京市共に、民間企業と協議書を締結するのは今回が初めて。

協議書の内容は、南京市双方との貿易・投資活動における交流の拡大をはじめ、製造業、インフラ、IT、物流面、石油化学等の各分野、また、蘇北地区における開発協力の拡大や定期的な相互訪問、情報交換、優秀な人材の発掘、研修の実施、省内の中国企業の対外進出支援等を予定している。

伊藤忠商事は1982年に外国の商社として初めて南京市に事務所を開設し、いち早く江蘇省、南京市に力を入れてきた。揚子エチレン、儀征ポリエステル、金陵石油化学等の大手企業とのプラント、原料等の取引、陽光集団、紅豆集団等との繊維原料、製品の取引等の基盤があり、現在は繊維、化学品、生活資材、機械、金属を中心に年間約15億ドルのトレードを行うと共に、繊維、化学品、生活資材を中心に27社の事業を運営、順調に業容を拡大し、最近では発展の著しい沙鋼集団、三房巷集団等、民営企業との協力も推進している。

GDPと対外貿易では広東省に次いで中国第二位、外資誘致で昨年広東省を抜いて第一位となった江蘇省と南京市と全面協力をし、華東地区での確固たる基盤を目指す。

特に、江蘇省は石油化学、機械設備、IT、繊維等の製造業の分野において、南京市は石油化学、自動車、電子等の分野において全国でもトップレベルにあり、揚子江沿岸を世界のトップレベルの製造業基地に、また蘇州から南京にかけてIT産業の一大拠点にする大戦略を打ち上げていく。

伊藤忠商事は自動車分野、化学品分野、繊維分野等のプロジェクトを進めていく予定で、今後、江蘇省、南京市の発展に寄与していきたく考えている。

なお、伊藤忠商事は2002年に山東省と「経済貿易全面合作協議書」を調印し、これを契機としてビジネスの更なる拡大を推進している。

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