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日本IBM/SAPR/3に蓄積されたデータ分析を支援

2004年06月09日/未分類

日本IBMは、ERPアプリケーション「SAPR/3」に蓄積されたデータを分析するシステムのお試し版を低価格かつ短期間で構築するサービス「BWスターター」を提供する。

「BWスターター」は、SAPR/3に蓄積されたデータの分析に最適な、SAPジャパンのBI(BusinessIntelligence)製品「SAPBusinessInformationWarehouse(以下:SAPBW)」と、IBM(R)のIAサーバー「IBM(R)xSeries(R)」を組み合わせ、日本IBMの100%出資子会社でSAPBW導入のノウハウを持つ日本アイビーエム・ビジネス・ソリューション(株)(以下:BSOL)の技術者が、分析システムの構築を支援する。

SAPR/3は、国内約1 100社に導入されているが、その中でデータ分析を実施しているのは約3割と言われている。

SAPR/3に蓄積されたデータを分析することにより、最適な経営戦略の立案が可能になり、例えば、販売・購買実績を分析することにより、売れ筋商品やコストを正確に把握することができ、仕入れや価格設定などの効果的な販売戦略の策定が期待できる。

しかし、データ分析のシステム構築には、SAPR/3及びSAPBWを熟知した技術者が設計を行う必要があり、一般的に1億円程度の投資と6ヶ月-12ヶ月の期間が必要なため、多くは導入に踏み切れない状況にある。

「BWスターター」は、少ない投資でデータ分析の効果を確認していただくことを目的に、お試し版のデータ分析システムを、通常の1/5程度にあたる1 800万円(税込)より、また構築期間も通常の1/2-1/4程度にあたる最短3ヶ月で構築するサービス。

「BWスターター」を提供するにあたり、日本IBM内に同サービスの提供を専門とする30人規模の組織「IBMSAPBWSolutionCenter」を開設した。同センターは、SAPジャパンの協力体制のもと、日本IBM、BSOLで構成され、「BWスターター」の販売、構築、構築後の保守などを行う。

またSAPBWは、SAPジャパンの提供する統合アプリケーションプラットフォーム「SAPNetWeaver」の情報統合基盤として位置付け、SAPR/3の情報のみならず、企業全体のデータ分析基盤としてお客様の意思決定を支援する。

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