（株）日立製作所と日本電気（株）は、通信事業、公共、企業などの基幹ネットワークを主たる適用領域とした基幹系ルータ及び基幹系スイッチの開発から設計、販売、保守までを行う合弁会社を設立する。
日立とNECは、競争力ある製品事業を行う新会社を10月を目処に設立する計画で、所在地は東京都品川区、資本金は55億円を見込み、出資比率は日立が60％、NECが40％、新会社の従業員は約350名を予定している。
新会社は、基幹系ルータ・スイッチをターゲットとしたリーディングベンダとして、次世代ネットワークプロトコルであるIPv6や帯域制御技術など、日立とNECが今日まで培った技術を統合し、競争力のある製品を迅速に市場に投入していくことを目指す。
日立とNECは、新会社ブランド製品及びOEM製品の供給を受けて、サーバやその他必要なネットワーク機器とのインテグレーションを行い、それぞれ積極的にネットワークソリューションの提供を展開し、また新会社は、両社向けに製品提供をするとともに、新会社ブランドでのビジネスパートナーを通じた供給を強化する。
