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伊藤忠商事/中国におけるコークスJV

2004年07月14日/未分類

伊藤忠商事株式会社は、中国山東省済寧市に建設する製鉄用コークスプラントJV(正式名称:『山東エン礦国際焦化有限責任公司』)に対して、中国・エン礦集団有限公司とブラジル・リオドセ社(CompanhiaValedoRioDoce)と共に投資することを決めた。

総投資額は22.8億元(約301億円)、資本金8.8億元で、伊藤忠商事はその内5%の約5.8億円を投資する。(エン礦集団は70%、リオドセ社は25%の投資比率)JVは、ドイツKaiserstuhlコークスプラントの設備を中国山東省に移設するもので、年間200万tの製鉄用コークスを生産し、また、コークス炉ガスを回収し年間20万tのメタノールを生産するプラントも併設する。

エン礦集団はJVに対して原料炭の供給を行い、またJVが生産するコークス、メタノール、その他副産物の中国国内販売について責任を負う。伊藤忠商事は、コークスの対日独占販売権とブラジル以外の国外マーケットの優先販売権を持ち、輸出マーケティング業務を行う。(リオドセ社はブラジル市場の独占販売権を持つ。)

伊藤忠商事は本JVを通じて、中国有数の石炭生産者であるエン礦集団及び世界最大の鉄鉱石生産者であるリオドセ社との関係を深め、炭鉱開発を含む幅広い資源関連分野で両社との協力関係を強化していく。

JVは2004年中に施工開始、2006年初旬にコークス及びメタノールの生産・販売を開始する。

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