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松下電工/ケナフの栽培から製品化・販売まで一大バリューチェーン完成

2004年08月04日/未分類

松下電工(株)は、マレーシアで最大のパーティクルボード(木材チップ板)メーカーMIECO社と合弁で、ケナフを繊維ボードに加工し、販売するミエコ松下電工(株)(以下:MIMD)を設立することに合意した。

松下電工は、日本で経済産業省の支援を受けてNEDO助成事業の一環として、ケナフ繊維ボードの開発とその量産化技術の確立に成功した。

今回、マレーシアの合弁会社にこの技術を導入し、2007年には月平均20万枚のケナフボードの生産を行う予定で、2002年に中国でケナフボードのパイロット生産を開始して以来、この製品を主に日本の木造住宅の構造用壁下地材として、限定販売(販売先を限定)してきた。

今後は、これまでの実績を生かし、構造用壁下地材向けを中心に本格的な事業展開を図り、2007年には年間約20億円の売上げを目指す。

合弁会社概要
社名:MiecoMatsushitaDenkoSdn.Bhd.
ミエコ松下電工株式会社
所在地:Kuantan,PahangDarulMakmur,Malaysia
工場面積:5844m2
資本金:RM700万(約2億円)
出資者と出資比率:松下電工51%、Mieco社49%
会長:Dato’MohamedMoiz
社長:SyozoHirao(平尾正三)
総投資金額:約10億円(機械設備など)
従業員数:操業当初45人、2007年110人
事業領域:ケナフ繊維ボード、および関連商品の製造販売
生産能力:2007年月平均20万枚

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