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近鉄エクスプレス/平成17年3月期第1四半期業績の概況(連結)

2004年08月15日/未分類

(株)近鉄エクスプレスの平成17年3月期第1四半期業績の概況(連結)の経営成績は下記のとおり。

同社グループの当第1四半期の貨物取扱い重量は、こうした景気の回復を背景として日本発の航空輸送を中心に順調に推移した。

特に活発であった中国や台湾を中心とするアジア市場向けのほか、米州や欧州向け取扱い重量も毎月前年を上回った。

グループ全体の輸出航空貨物重量は前年同期に比べ26.1%増、輸入航空貨物件数は同じく9.2%増となった。

海上貨物輸送は、輸出重量で38.4%増、輸入重量でも26.8%増となり、航空・海上ともに順調に推移した。

日本
日本発の航空輸出貨物は、デジタルカメラ、DVD関連製品、薄型テレビなどのデジタル家電品の急速な普及とそれらの生産部材がアジア向けを中心に動き、SARSの影響を受けた前年同期に比べ重量で33.1%増と大幅な増加となった。

欧米向けには、半導体関連品、デジタル家電品や自動車関連品、各種機械などが主要な品目となり、アジア向けには電子部品、半導体製造装置、液晶関連品及びそれらの部品・部材を中心に好調に推移した。

航空輸入貨物も情報通信機器、半導体、デジタル家電品を中心に順調に推移したが、件数は前年同期比0.6%増とほぼ横ばいとなった。

海上輸出貨物ではアジア向けに各種ハイテク品の製造装置や電子部品、海上輸入貨物は、家電品や通販品、量販店向け商品の取扱いなどの増加により輸出重量で前年同期比27.8%増、輸入重量で前年同期比24.8%増となり、この結果、国内関係会社を含めた営業収入は、27,991百万円となり、前年同期比13.4%増となった。

米州
米州では、米国からの製造業の海外移転にともなう物流ルートのシフトにより航空輸出貨物は減少傾向が続いたが、半導体や半導体製造装置、情報通信関連品などの需要拡大から重量は前年同期比16.0%増となった。

航空輸入貨物重量もデジタル家電品や自動車関連品の取扱いが順調に増加し、前年同期比9.7%増となりました。しかしながら、前期に不採算の中南米法人5社の清算を行ったため、米州全体の営業収入は7,887百万円となり前年同期比4.9%減となった。

欧州・アフリカ
欧州・アフリカでは、日本やアジアからはデジタル家電品ならびに自動車関連品等の輸送が活発となり、ドイツ、イギリス、フランス、イタリアなど各国で輸出入ともに堅調に推移した。

また、日本やアジアからドイツ経由でチェコへの電子部品、自動車関連品、光学製品の航空輸送も引続き順調に増加した。

航空輸出貨物は、重量で前年同期比18.3%増となり、航空輸入貨物も同36.1%となり、営業収入は物量の増加にともない4,603百万円と前年同期比7.8%増となった。

アジア・オセアニア
アジア・オセアニアでは、貨物輸送の需要が一段と拡大し、電子部品やデジタル家電品とその半完成品を中心に航空、海上とも輸送物量が増大した。

航空輸出貨物の重量実績は前年同期比25.4%増となり、中国、台湾、韓国など東アジアを中心にハイテク関連品の航空輸入貨物も好調に推移し、重量は前年同期比45.9%増となった。

また中国や台湾向けの工場移設に伴う各種製造装置の海上輸送も順調に推移しました。アジア域内での輸送も活発に推移し、この結果、アジア・オセアニアでの営業収入は15,010百万円と前年同期比9.3%増となった。

以上の結果、当第1四半期の連結業績は、営業収入53,923百万円(前年同期比8.8%増)、営業利益1,909百万円(同36.0%増)、経常利益1,837百万円(同31.7%増)となった。

また当第1四半期の当社の個別業績は、営業収入22,851百万円(前年同期比16.3%増)、営業利益826百万円(同70.5%増)、経常利益790百万円(同15.4%増)となった。

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